discipline は英語で多様な意味を持つ単語で、名詞・動詞の両方で使われます。
名詞としての意味
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規律、規則:集団や個人が守るべきルールや秩序、またはそれを守る態度や状態を指します。
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訓練、鍛錬:目標達成や能力向上のための継続的な努力や練習、またはその過程で身につく自制心や抑制力も含みます。
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懲戒、懲罰:規則違反や不適切な行動に対する罰や処分の意味でも使われます。
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学問分野、専門分野:特定の知識体系や研究領域を指します
動詞としての意味
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訓練する、しつける:誰か(自分自身を含む)を目標達成や規則順守のために訓練すること。
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罰する、懲戒する:規則違反や不適切な行動に対して罰を与えること。
用例
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Military discipline is strict.(軍の規律は厳しい。)
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She practices piano with great discipline.(彼女は厳しい訓練でピアノを練習する。)
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The teacher imposed discipline on the students.(教師は生徒に懲罰を与えた。)
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Sociology is a discipline that studies society.(社会学は社会を研究する学問分野である。)
発音
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英国英語・米国英語ともに [ˈdɪs.ə.plɪn](ディシプリン)と発音されます。
ニュアンスと特徴
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「discipline」は「rule(ルール)」よりも厳格な意味合いを持ち、守らなければ罰せられるほどの強い規律を表します。
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「しつけ」や「自己管理」「自制心」といったプラスの意味合いでも使われます。
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接頭辞のdisではない
「discipline」の「dis-」には、否定の意味はありません。
英語の「dis-」という接頭辞は多くの場合「否定」や「反対」を表しますが、「discipline」の場合は語源が異なります。「discipline」はラテン語の「disciplina(訓練、教養、規律)」に由来し、この「dis-」は否定の接頭辞ではなく、単語の一部として機能しています。
まとめ
discipline は「規律」「訓練」「懲戒」「学問分野」など幅広い意味を持つ単語で、状況に応じて使い分ける必要があります。規則や自制心、専門性、しつけや罰など、文脈によってニュアンスが大きく変わるのが特徴です