【頭】を英語で【head】というのは知らない人はいないかと♪
では頭を使う英語表現をいくつ知っていますか?
- 空想の世界にいる
- 大声で笑う
- ウィスコンシン州出身の人
といったことまで頭を使って表現できるんですよ。
友人のカナダ人と話しているといろんな【頭】の英語フレーズが出てきます。
リスニングがしっかりできないと会話が盛り上がらない!
今回はちょっとおバカなイメージのものが多い【頭】の英語表現を見ていきましょう!
例文の音声をリスニングしながら読むと効率的に覚えることができます♪
☑こんな記事[もくじ]
➤【頭】の23種類の英語表現
- head-scratcher:難しすぎること
- keep a cool head:冷静でいる
- a roof over your head:住むところ
- get it into one's head:思い込む
- head of steam:勢い
- can't make heads or tails of:さっぱりわからない
- keep one's head above water:どうにかお金をやりくりする
- run round like a headless chicken:忙しすぎてじたばたする
- hang over one's head:心配が頭から離れない
- knock something on the head:何かが起こらないようにする
- come to a head:[問題などが]頂点に達する
- head and shoulders above:とても優れている
- heads-up:警告
- knucklehead:馬鹿なやつ
- bang one's head against a brick wall:無駄なことを続ける
- scream one's head off:大声で叫ぶ
- have one's head in the clouds:非現実的
- cheesehead:ウィスコンシン州出身の人
※下線箇所をクリックするとジャンプします
まずは頭の意味の英単語を少し詳しく説明してから、頭を使ったイディオムやスラングを例文や解説とともにドンドン紹介していきます♪
Table of Contents
[頭]の基本の英語
最初に[頭]の基本的な英語表現をサクッと紹介させてください ^^
👉 head
➤ head :.【発音】héd[ヘドゥ]【複数形】 heads【動詞変化】heads | heading | headed
意味:頭、頭部、首、頭脳、~へ向かう
動物や人間の頭のことを意味する誰でも知ってる英単語。
頭部の意味のほかにも、
- 頭脳や賢さ
- リーダー、社長、校長
- [列などの]先頭
- 頂上、上部
などの意味もありますよ♪
[頭]を使う英語のイディオムやスラング「前半」
では早速[頭]を使うイディオムなどの英語表現を紹介します♪
日本語の持つ[頭]のイメージと比べながら読むと覚えやすいですよ ^^
👉 head-scratcher
➤ head-scratcher:難しすぎること
※scratcher[スクラッチャー]:孫の手、ひっかく道具
直訳では、頭を掻かせるもの。
全然わからなくて思わず頭を掻きむしりたくなるような、無理難題の事を意味する英語表現。
日本語でも ”頭を掻く” って言いますよね。
英文で使い方を見てみると、
👉 Where should we go, beach or campsite? That is a head-scratcher!
訳:ビーチに行くべきか、キャンプに行くべきか?わかんない!
👉 keep a cool head
➤ keep a cool head:冷静でいる
※cool head:冷静さ、落ち着き
思わず焦ってしまうような状況でも、落ち着いて対応する、というニュアンスの英語表現。
英会話やドラマなんかでもしょっちゅう出てくるイディオムです。
日本語でも ”頭を冷やす” といいますよね、熱くなるとどうしても間違ったことをしちゃいます。
👉 You should keep a cool head and keep practicing.
訳:落ち着いて練習を続けよう。
👉 a roof over your head
➤ a roof over your head:住むところ
※roof[ルーフ]:屋根
直訳では、頭の上の屋根。雨や風をしのげて生活できる場所、というニュアンスの英語表現。
👉 You need a roof over your head. You can't live like that!
訳:住むところがいるだろう。こんな生活は無理だよ。
👉 get it into one's head
➤ get it into one's head:思い込む、信じる
何かの考えや計画などを、自分だけが信じていることを意味する英語表現。
簡単にいうと、勝手な思い込み。
👉 Tomomi got it into her head that she is special.
訳:トモミは自分が特別だと思い込んでいるよね。
👉 head of steam
➤ head of steam:勢い
直訳では、蒸気の頭。
蒸気機関車が steam[蒸気]を噴き出して勢いよく走っているイメージの英語表現。
👉 The demonstration against the authoritarian regime began to build up a head of steam.
訳:独裁政権に対するデモは、勢いをつけ始めた。
※authoritarian[アソラテリアン]:独裁の ※regime[レジーム]:政府、政権
👉 can't make heads or tails of
➤ can't make heads or tails of:さっぱりわからない
直訳では、頭なのか尻尾なのかわからない。
頭も尻尾もわからないような動物がもしいたら、どんな種類の生き物なのかさっぱりわからないですよね♪
全然理解ができないような、複雑なことや専門的すぎることなどに使う英語表現。
初心者にはあまりなじみがないかもしれないですが、重要表現ですよ♪
👉 keep one's head above water
➤ keep one's head above water:どうにかお金をやりくりする、溺れないでいる
直訳では、水面から頭を出す。
文字どうり、水に溺れないでいることや、借金におぼれないでどうにか生活していくことの2種類の意味がありますよ。
👉 Junichi lost his job. But he is barely keeping his heads above water.
訳:ジュンイチは仕事を失ったけど、どうにか食いつないでいる。
👉 run round like a headless chicken
➤ run round like a headless chicken:忙しすぎてじたばたする
ニワトリが首を切られても、動き回っていることからできた英語表現。
忙しいので動き回っていろんなことをやるんだけど、あまり役に立っていないこと。
そんな時こそ cool head が必要かと ^^
👉 hang over one's head
➤ hang over one's head:心配が頭から離れない
※hang over:覆う、差し迫る
心配事以外を考えられないくらい悩んでいるような状況で使う英語表現。
👉 The presentation has been hanging over Tomoko's head for several days.
訳:トモコはプレゼンテーションのことが心配で、数日間そのことばかり考えていた。
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[頭]を使う英語のイディオムやスラング「後半」
では残りの12この英語表現を紹介させてください♪
👉 knock something on the head
➤ knock something on the head:何かが起こらないようにする
直訳では、何かの頭をたたく。
だれかの頭をたたいて気絶させて、何もさせないようなイメージの英語表現。
👉 The typhoon knocked the field trip on the head last year.
訳:去年は台風のせいで遠足が中止になったんだ。
※field trip:遠足、校外学習
👉 come to a head
➤ come to a head:[問題などが]頂点に達する、どたん場になる
問題や難しい状況などが、すぐに解決しないといけないようなレベルになることを意味する英語表現。
日本語でもよく、来るべきところまで来た、山場を迎えた、といいますよね♪
👉 head and shoulders above
➤ head and shoulders above:とても優れている
直訳では、頭と肩が上にある。
群衆の中でも肩から上がはっきりと見えるくらい、他の人や物よりもかなり抜きん出ている、というイメージの英語表現。
👉 Jiro is head and shoulders above the other players.
訳:ジローはほかの選手と比べてもかなり優秀だ。
👉 heads-up
➤ heads-up:警告、注意
直訳すると、頭をあげる。
頭を上げて、ちゃんと聞いて欲しい話や、聞かなくてはいけない警告のことを意味する英語表現。
とてもよく出てくる慣用句ですよ。
👉 knucklehead
➤ knucklehead:[スラング]馬鹿なやつ
※knuckle[ナクル]:指関節、げんこつ
直訳だと、げんこつ頭。
脳みその大きさはげんこつの大きさと同じ、ということからできた英語のスラング。
結構いろんな場面でよく出てくる英語表現で、覚えやすいかと♪
👉 bang one's head against a brick wall
➤ bang one's head against a brick wall:無駄なことを続ける
※bang[バング]:バンバンと叩く
※brick[ブリク]:れんが
直訳では、レンガの壁に頭を打ちつける。
レンガの壁に何度頭をぶつけても、自分が痛いだけで何の役にも立たないですよね。
そこから無駄な意味のないことを何度もする、という意味の英語表現。
➤ beat one's head against the wall
ともいいます。
👉 Persuading him to be punctual is like banging my head against a brick wall.
訳:時間を守るように彼を説得するのは、時間の無駄としか思えない。
※persuade[パースウェイドゥ]:説得する、言い聞かせる
👉 scream one's head off
➤ scream one's head off:大声で叫ぶ
※one's head off:首が取れるくらい激しく
➤ laugh/shout one's head off:大声で笑う/叫ぶ
もありますよ。
👉 have one's head in the clouds
➤ have one's head in the clouds:非現実的、空想の世界にいる
直訳では、雲の中に頭がある。
雲の中に頭があるくらいなので、現実の事って見ていないですよね。
現実を無視していたり、実情をわかっていない人に対して使う英語表現。
👉 The organization had its head in the clouds.
訳:その組織は完全に非現実的だった。
👉 cheesehead
➤ cheesehead[チーズヘッド]:ウィスコンシン州出身の人
特に Green Bay Packers というアメリカンフットボールのチームのファンの人のことを言うカジュアルな英語表現。
[頭]の英語表現まとめ、毎日の英語勉強法など
今回は【頭】の英語表現をたくさん紹介しました。
ちょっと間抜けな感じの表現が多くなかったですか?
数が多すぎて一つの記事では全部は紹介できないですね +_+
まだまだいろんな表現があるので、機会があれば取り上げたいなと思います。
リスニングでは必要なものばかりなんですけど、覚えるのって大変ですよね♪
結局、暗記でボキャブラリーを増やそうと思っても無理があるんですよ。
英語学習を続けることによって、知らないイディオムが出てきてもなんとなくイメージで分かるようになってくるんです。
全部覚えてやろうなんて頑張らなくてもいいので、毎日英語を聞いたり話したりすることが一番大事なんです ^^
➤ 毎日英語を話すのはやっぱりこれが一番↓↓↓
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