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whether の品詞は「接続詞」
主に以下のような用法があります。
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名詞節を導く接続詞:「~かどうか」という意味で、名詞節(主語・目的語・補語)を作ります。
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I don't know whether he is right.
(彼が正しいかどうかわからない)
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副詞節を導く接続詞:「~であろうとなかろうと」という譲歩の意味で、副詞節を作ることもあります。
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Whether you like it or not, you have to do it.
(君が気に入ろうと気に入るまいと、それをしなければならない)
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whether の品詞は「接続詞」であり、名詞節や副詞節を導く役割を持ちます。
「whether or not to do」
この表現は「~すべきかどうか」「~するかしないか」という意味で、名詞節を導く役割を持ちます。文中では主語、目的語、補語などの名詞の働きをします。
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He is deciding whether or not to go.
(彼は行くかどうか決めている)
この場合、「whether or not to do」は「~すべきかどうか」という名詞節を作っており、全体として名詞句の役割を果たしますが、導いているのは接続詞「whether」です。
「whether or not to do」は「接続詞+不定詞」の形で、名詞節を導く接続詞として使われます。
英語の品詞
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名詞(noun):人・物・事の名前を表す
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代名詞(pronoun):名詞の代わりとなる
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動詞(verb):動作や状態を表す
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形容詞(adjective):名詞を修飾する
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副詞(adverb):動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾する
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助動詞(auxiliary verb):動詞を助けて意味を補足する
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前置詞(preposition):名詞や代名詞の前に置き、他の語と関係を示す
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冠詞(article):名詞の前に置き、特定・不特定を示す(a, an, the など)
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接続詞(conjunction):語や文をつなぐ
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間投詞(interjection):感情や呼びかけを表す
この10種類の品詞が英語の文を構成する基本単位です。
名詞と名詞節の違い
名詞と名詞節の違いは、「形」と「構造」にあります。
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名詞
単語1語で、人・物・事などを表します。-
pen
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名詞節
「主語+動詞(S+V)」を含む複数語のかたまりで、文中で名詞と同じ働きをします。つまり、名詞節は「名詞の役割をする文(節)」です。-
I know that she is hungry.(that以下が名詞節で「彼女がお腹が空いていること」を表す)
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名詞 | 名詞節 | |
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形 | 単語1語 | 主語+動詞を含む語のかたまり |
構造 | SやVを含まない | S+Vを含む |
働き | 主語・目的語・補語など | 主語・目的語・補語など(名詞と同じ) |
ポイント
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名詞節は「that節」「wh節」「if/whether節」などが代表例
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名詞節は文の中で名詞と同じ役割(主語・目的語・補語など)を果たします
要するに、「名詞」は単語、「名詞節」は主語+動詞を含む語のかたまりで、どちらも文中で名詞の働きをしますが、構造が異なります
問題
There is ongoing debate among the city council members _____ whether or not to allow developers to renovate the historical building on Palm Street.
A. up to
B. as to
C. out of
D. because
回答
B (〜について) 文に名詞をつなぐ前置詞を入れる