[ぶどう]の英語は日本人ならみんな知っているあの英単語ですね ♬
- grape[グレープ]
普段からよく使いますよね。
先日仕事で韓国の人と話していたんですが、ぶどう狩りは韓国にもあるそうです。
ワインが好きな人もぶどうには興味があるんじゃないかと。
ということで、今回は【ぶどう・葡萄】に関連する英語表現を見ていきましょう!
イディオムなどの英語表現をたくさん勉強すると、リスニング力、スピーキング力が大きく上がりますよ。
☑こんな記事
- 【ぶどう】の英単語は?
- 【ぶどう】の英語のイディオム
では例文や解説とともにサクサク紹介していきます。
この記事は5分で読めますよ。
Table of Contents
【ぶどう・葡萄】の基本の英語
まずはブドウに関連する超基本の英単語を2つだけ紹介します ♬
👉 grape ブドウを意味する唯一の英語
➤ grape【発音】greip[グレイプ][複数形]grapes
意味:ブドウ、ぶどうの木、ワイン
英英辞書では、ベリー系の果物でそのまま食べたり、ワインを作ることができるものを grape と呼びます。
ぶどうの房のことを、
- a bunch of grapes
※bunch[バンチ]:房、束
と呼びます。
➤ 数え方は、実の場合は
- one grape
- two grapes
房の場合は
- a bunch of grapes
- two bunch of grapes
となりますね 。
よくつかう英語表現は、
- seedless grape:種なし葡萄
- cluster of grapes:一房の葡萄
- grape picking:ブドウ狩り
- Muscat grapes:マスカット
- raisin:干しぶどう、レーズン
※cluster[クラスター]:かたまり、集団
※picking[ピッキング]:つかみ取る、採取する
では英文で使い方を見てみましょう!
👉 I'm going to make jam out of these fresh grapes.
訳:この新鮮なブドウを使ってジャムを作るぞ。
👉 We just harvested tons of grapes for wine.
訳:ワイン用の大量のブドウをちょうど収穫したところだ。
- harvest[ハーベスト]:収穫する
- tons of[トンズ オブ]:大量の、山のような
👉 grapevine 葡萄の木
➤ grapevine【発音】gréipvàin【カナ】グレイプヴァイン 複数形 grapevines
意味:葡萄の木、ぶどうのつる、うわさ、情報網
葡萄がなる木や、つるのことを grapevine といいますよ。
ツルが生い茂って、どのツルがどこから生えているのかぱっと見では分からないですね!
そこから、どこから出てきたかわからないような、怪しいうわさ、情報網、の意味もあります。
他にも英会話や小説なんかでよく出てくる英単語は、
- vineyard[ヴィンヤードゥ]:葡萄畑
英語の例文で使い方を見てみると、
👉 I picked up a bunch of grapes from a grapevine.
訳:ブドウの木から1房のブドウを摘んだ。
👉 Did you hear on the grapevine that Jim finally found the Lost Continent?
訳:ジムがついに失われた大陸をみつけたって噂聞いたか?
- the Lost Continent[コンティネント]:失われた大陸
➤ 甘い葡萄は好きですか?【甘い】の英語も覚えよう↓↓↓
【ぶどう・葡萄】の英語のイディオムの表現
ではここからは、ブドウを使う英語のイディオムやフレーズなどを7つ一気に紹介します ^^
イディオムやスラングなどで英語表現をたくさん学習すると、語感が自然とついていきます。
無理に全部覚えよう、とか頑張らなくても大丈夫 ♬
ではゴリゴリ行きますよ!
👉 sour grapes
➤ sour grapes:苦汁、非常に悔しいこと
※sour[サワー]:酸っぱい
直訳すると、酸っぱい葡萄。
日本語の、苦汁を飲まされる、苦汁をなめると同じような意味の英語表現ですよ。
別の人は甘い葡萄を食べているのに、自分だけ酸っぱかったようなイメージ。
自分じゃなくほかの人が成功したときなどに使います。
👉 The outcome of the competition must have been sour grapes for Taro.
訳:コンペの結果はタローにとっては、苦汁を飲まされることだったに違いない。
- outcome[アウトカム]:結果
- competition[コンペティション]:競技会、競争
- must have:違いない
👉 belt the grape
➤ belt the grape:ワインをやたら飲みまくる
※belt[ベルト]:ベルト、酒を飲む
grape にはワインの意味もありますよね。
ワインをものすごく飲んだらおなかが膨れるので、ベルトを緩めないといけない、といったイメージです。
では英文で使い方を見てみると、
👉 Yasuko has been belting the grape since she got married to Tomoko.
訳:ヤスコはトモコと結婚してからというもの、ワインをしこたま飲んでいる。
👉 grape smugglers
➤ grape smugglers:男性用の細いビキニ
※smuggler[スマグラー]:密輸する人
ちょっと下品な感じの笑える英語のスラングです。
露出度の高い男性用の水着だと、見た目が1房のブドウを入れているように見えることからできた表現。
これイメージできますよね。。。。
👉 in the grip of the grape
➤ in the grip of the grape:ワインでへべれけなこと、飲みすぎ
※grip[グリップ]:つかむ、握る
直訳すると、ワインに掴まれている。
ワインにガッチリとつかまって逃げられないようなイメージ。
ワインも飲みすぎには注意ですね 。。
👉 I was in the grip of the grape last night. Did I do anything wrong?
訳:昨日はワイン飲みすぎちゃった。なんか変なことしなかった?
👉 grape-shot
➤ grape-shot[グレイプショット]:小さな鉄の弾がいっぱい詰まった大砲の弾
昔の戦争で使われていたもの
👉 through the grapevine
➤ through the grapevine:聞いたところによると、うわさでは
※through[スルー]:通して、通り抜けて
grapevine にはあまり信用できないようなうわさ、情報源、という意味がありましたよね。
不確かな情報源を通して聞いたうわさでは、といったニュアンスですよ。
あんまり噂ばかりのあるような集団って居心地が悪いものがありますね ^^
➤ on the grapevine も同じ意味
では英語の例文で見てみると、
👉 Tomoko heard a rumor through the grapevine. The company will shut down this department next year.
訳:トモコがうわさで聞いたんだけど、この部署は来年閉鎖されるって。
- department[デパートメント]:部署
👉 raisin ranch
➤ raisin ranch[レーズンランチ]:リタイヤした老人の集まる場所[スラング]
※ranch[ランチ]:農場、牧場
リタイヤした人が集まるような、コミュニティセンターなどのことを意味する英語のスラング。
干し葡萄ってしわしわで高齢者をイメージすることからできた英語表現。
少しバカにしたニュアンスがあるので、むやみに使わないほうがいいですよ ♬
👉 I hate to go to the raisin ranch! How many times do you want me to tell you?
訳:老人クラブに行くの嫌だって!何度言わせりゃ気がすむんだ。
【ぶどう・葡萄】の英語のまとめ
今回はブドウに関連した英語表現を取り上げてみました。
- grape[グレープ]
いくつくらいイディオムやスラングを知ってましたか?
英語の熟語やスラングは、どのような意味からできたのか、を考えながら勉強すると覚えやすいです ♪
あと写真やイラストなどのイメージも一緒に覚えるといいですよ。
では今日も英会話の学習に励みましょう ♬
➤ クマもブドウが大好き!【熊】の英語も一緒に覚えると効果的↓↓↓
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☑記事を書いた人
👉 ブログの管理人 slow boat[スロウボート]
京都府立大学卒。独学で英語をマスター。TOEIC955点達成。
BBC WORLD SERVICEは完璧に理解できます。
英語のおかげで本業の写真撮影の仕事も増えました。
現在は妻と6歳の息子と暮らしています。