英語のリスニングがなかなか上達しないな ((+_+))
英語で話したいんだけれど、相手の会話が全然聞き取れない。。。
という方も多いと思います。
これは才能がないとか、頭がよくないからという理由でできないんじゃないんです。
原因はいたってシンプル、学習の仕方が間違っているか、学習量が足りないだけなんですよ。
そこで今回は
ポイント
英語学習を始めたばかりの初級者~中級者に読んでほしい。
実際管理人がリスニングの学習を通してわかった、リスニングについてのステップやコツ。
について詳しく話をしたいと思います。
Table of Contents
リスニング学習のステップ
相手の言っている英語がわからないと会話にならない
家の子供が言葉を覚えて、どんどんしゃべれるようになるのを見ていると本当に面白いんですよね。
いきなりしゃべりだすのではなくて、当然最初はしゃべれない。
ずーと聞いてるんですよね、そこから単語を話し始めて、少しずつ文章になっていくんです。
ある程度しゃべれるようになると、会話になってくるんですよね。
こっちが話しかけると、だいたい「えー?」とか「何て?」とか返してきます。
一回で返事してくれることって、10回のうち1回くらい。
でも2回目で大体理解して、なんやかんやしゃべってくれるんですよね。
これでちょっとめんどくさいですが (笑、会話が成立するんですよ。
大人が会話するとして、外国人同士で一人は流暢に話せて、もう一人はそれ程話せないとしたら、
ここが重要
もちろん相手が異文化コミュニケーションが好きな人なら、という限定ですが。
2回目で理解できれば、片言の英語で答えればいいんです。
でも2回目でわからなくて、3回目4回目と聞かないといけないのなら、会話として成立しないですね。
最低でも2回目で理解して返答する、これが外国語を勉強するスタート地点だと思います。
ポイント
リスニングをまずやらないといけないのは、言っていることがわからなければ会話が成立しないから。
相手の言っていることを2回目で理解できるようになることが必須条件。
2回目で理解できたら、片言の英語でも十分会話が成立する。
実際の会話でリスニングは勉強できない
会話が成立する最低限のリスニング力がないと、実際英語で会話する中でリスニング力を鍛えるのは難しい。
会話自体が成立しないですからね。
最初は英会話スクールや、オンラインの英会話などにコストをかけてやるのではなくて、家でラジオ教材などを使ってリスニングを勉強することが大事です。
まずどれくらいのレベルまで勉強すればいいの
2回目で確実に理解するって結構難しいんですよ。
相手によるんですけど、結構難しい話題を振ってきますからね。
「あなたの家族は何人ですか?」
「兄弟はいますか?」
とかは会話ではなく、挨拶ですから。
当然次は
「日本の首相が辞任したけれど次はだれがやるの?」
「トヨタの従業員数は大体どれくらい?」
とか、人によっては
「日本の原発の電気の供給量は全体のどれくらいなの、それについてどう思っている?」
当然このレベルの会話にはなりますよ。大人の会話ですからね。
このレベルのことを聞かれると、初心者なら絶対に2回目で理解できないです。
外国から日本に来ている人たちって、まじめに日本のことを知りたいですからね。
中級レベルまで英語のリスニング力を上げてから、実際の会話の練習を始めても決して遅くないです。
全く気を使わないで英語で会話ができるような友人が身近にいる、
相手がめんどくさがってもそんなことはまるで気にしないよ、
という方はどんどん最初から会話していってOKです。
どちらにしろ家でのリスニングの練習は必須です。
中級レベルというのは、NHK英語のラジオ講座であれば実践ビジネス英語が一回聞いて大体わかるくらい。
レベルについてはこちらの記事も参考にしてください。
-
参考NHKラジオ英語講座の圧倒的に差がつく活用術!
続きを見る
すごく難しすぎるように思うかもしれないですけれど、必死でやれば2、3年くらいで実践ビジネス英語は大体理解できるようになります。
ここまで来たら先ほどの質問は余裕で理解できるので、片言の英語で返せばいいんです。
「日本の首相が辞任したけれど次はだれがやるの?」
「I don`t know. But I hope Mr. 〇〇〇」(わからないけど〇○○がいいな)
「トヨタの従業員数は大体どれくらい?」
「Probably, 20000. I am not sure.」(20000くらい、だいたいね)
「日本の原発の電気の供給量は全体のどれくらいなの、それについてどう思っている?」
「I guess 50%. I think that is dangerous. I`m scared.」(50パーセントくらいかな、危険で怖いね)
別に文法は適当でもいいんですよ、一応会話が成立しますよね。
ここまでくれば話すのもぐっと楽になってきます。ビジネス英会話レベルの単語力がありますからね。
家でのスピーキングの練習もはかどってきます。
ポイント
中級レベルまで勉強してから会話の練習に入っても全然遅くない
リスニング学習のコツ
結局中級レベルの英語のリスニングをマスターしないと、大人の会話は成り立たないので、最初に2年くらいはリスニングを中心とした勉強をするべきです。
中級レベル(ビジネス英語クラス)のリスニング力があることが本格的な英語の学習のスタート地点じゃないかな、とslow boatは考えています。
英語の学習を始めても、英語の本格的な勉強のスタート地点にたどり着けない人がほとんどなんです。
ここを飛ばしてしまっている人がとても多いんですよね。
英語の教材のキャッチフレーズで、
聞いているだけで映画が字幕なしに聞き取れるようになった!
3か月で英語ペラペラに!
見るだけで英語がみるみるうちに上達した!
という感じの広告がとても多いんですよね。
なのでみんな3か月~半年くらいでかなり聞き取れたり、しゃべれるようになるんじゃないかと勘違いしてしまうんです。
もしかしたら何万人に一人くらいの割合で、そんな超人的なことができる人がいるかもしれないです。
ふつう無理ですから! 😳
こういうことを信じてしまうと半年くらい頑張ったのに、みんなできるようになるのに自分だけできないような気がしてやめてしまうんですね。
英語にかかわらず何かを始めるときって、最初が一番しんどい。
英語はしんどい時期が結構長いんです、2~3年くらい。
必死で毎日勉強してですからね。週に2回1時間ずつ、とか絶対無理ですから!
メモ
でも2~3年くらいで、これいけるよね、という瞬間が確実に来ますからね!
ここが重要
しんどい時期を頑張って続けられるかどうか、が英語のリスニングだけじゃなくて全般をマスターできるかどうかの境界線です。
ポイント
リスニングをまずマスターしないことには始まらない
最低レベルに達するのに2~3年くらいはかかることを頭において焦らない
勉強するときのコツ
リスニングの教材は何を使ってもいいんです。ここでは僕が実際使ったNHKラジオの英語講座で説明します。
自分の英語力にあったレベルの勉強をする
NHKラジオの英語講座のレベルは以下の記事を参考にしてください。
-
参考NHKラジオ英語講座の圧倒的に差がつく活用術!
続きを見る
絶対に自分のレベル以上から始めないこと。
一つ一つのコンテンツは大体理解できればいい
すべての単語やフレーズを丸暗記しようとしたり、スペルまで覚えようとしない!
聞き取りを集中してやる
時間のある学生さんはリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングすべてやっても全然いいです。
時間のない社会人の方はとりあえずリスニングに集中すべきです。リスニングの中でリピーティング、シャドウイングしてればスピーキングもひとりでにうまくなるんです。
リスニングができるようになると、最初は信じられないかもしれないですけどリーディングも勝手にできるようになります。
瞬時に文章の構成がわかるようになりますからね。(どこが主語で、どこがどこを修飾しているかなど)
いわゆる英語漬けの生活をする
教材の英語の会話やリスニングの部分だけでいいので、何度も何度も聞いてください。
NHKの英語講座や教材を聞くだけでは足りないので、暇な時間はBBC WORLD SERVICEや英語のドラマを見るようにする。
子供とアニメを見る以外、日本語のテレビ番組はもう何年も見たことがないです。
リスニング練習のコツ
- 自分のレベルにあった教材を選ぶ
- 一つ一つを細かくやりすぎない
- 最初はリスニングだけやればいい
- できるだけ英語を聞く生活にする
ある程度までリスニングを勉強したら、次にお勧めなのはオンライン英会話。
今までの勉強と一緒にやることによって効果が倍増します。
おすすめなのが予約なしで無制限でレッスンが受けられるネイティブキャンプ
オンライン英会話についてはこの記事をどうぞ30代からマスターした必須ツール!オンライン英会話おすすめ4社