『wound』の意味や使い方を知っていますか?
3つのパターンがありますよ。
- 外傷
- 心の傷
- 傷つける
実際に僕がネイティブや非ネイティブと会話して、重要だと感じた表現や関連フレーズを紹介します。
【ネイティブの意見や複数の英英辞典をもとに執筆しています】
今回は使いこなしたい『wound』の英語表現をたくさん見ていきましょう!
リスニングでは絶対使う重要単語。
この記事を読めばあなたの英語力がコツコツとアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤『wound』の意味・使い方・例文
※クリックするとジャンプします
では例文や解説とともにドンドンいきましょう。
Table of Contents
『wound』の意味・発音・読み方・覚え方
では早速『wound』の意味・発音・読み方・覚え方を紹介します♪
➤ wound[名詞・動詞]:【発音】[米] wund | [英] wuːnd、【読み方】[米]ウンドゥ、[英]ウーンドゥ、【過去形・過去分詞など】wounds | wounding | wounded【複数形】wounds
意味:外傷、心の傷、など
★英英辞典で発音や意味を確認する ※スピーカーマークをクリックするとリスニングできます
アメリカ英語とイギリス英語両方の発音を聞くことができます。
覚え方のイメージは、

wound:武器による傷
ナイフや銃などでできた体の外側からの傷のこと。
心も言葉の攻撃によって傷ついてしまうというイメージ。
👉 injure / wound / hurt の違い
★injure / wound / hurt の違いは↓↓↓★
『wound』の意味・使い方・例文
ではそれぞれのパターンごとに詳しく見ていきましょう♪
👉『wound』の意味・使い方1:外傷
一つ目は名詞としての意味で、外傷、傷。
武器によってできた傷の意味。
銃で撃たれたり、刺されたりしてできた穴などの外傷のこと。
ねん挫や骨折といった怪我にはあまり使わないです。
- gunshot wound:銃で撃たれた傷
- stab/puncture wound:刺し傷
- open wound:開いた傷口
- wound healing:傷の治癒
武器による傷なので、かすり傷というよりは深い傷の場合が多いです。
映画で、戦争などで受けた古傷を自慢するシーンがよく出てきますが、そういった傷のことも意味しますよ。
例文を見てみると、
👉 There is a gunshot wound.
訳:銃傷がある。
👉 The wound has not recovered yet.
訳:傷はまだ回復していない。
👉 Takashi had deep wounds in his leg when he came back.
訳:戻ってきた時に、タカシは足に深い傷を負っていた。
👉 The dog died from a severe wound.
訳:犬は重傷で死亡した。
傷の場所については、
- head wound:頭の傷
- arm wound:腕の傷
といった形もよく出てきます。
👉 Did you have any head wounds?
訳:頭に傷はありましたか?
よく使う形で、
- suffer a wound:傷を負う
suffer には”悪いことを経験する” ”被害を被る”といった意味があります。
👉 He suffered knife wounds in his arm.
訳:彼は腕にナイフによる傷を負った。
★『injure / injury』の詳しい意味と使い方は↓↓↓★
👉『wound』の意味・使い方2:心の傷
2つ目も名詞としての使い方で、心の傷。
人の言動などで嫌な思いをしたり、不快感を持ったりすること。
- mental wound:心の傷
- open/reopen old wounds:古い心の傷を思い出す
英文で使い方を見てみると、
👉 Mental wounds are hard to heal.
訳:心の傷はなかなか治らない。
👉 Looking at this photograph has opened old wounds.
訳:この写真を見て、いやな記憶を思い出した。
2つ目の意味のイディオム表現を紹介すると、
lick one's wounds
意味:傷を癒す、立ち直ろうとする
直訳では傷をなめるですが、敗北から受けた心の傷を回復させる、次に向かって力をためる、といった意味で使います。
👉 Jiro is licking his wounds after losing his job.
訳:ジローは仕事を失った後、立ち直ろうとしている。
rub salt in/into the wound
意味:余計に傷つける、追い打ちをかける
※rub[ラブ]:こする、すり込む
直訳では、傷に塩を塗り込む。
悪い状況にあるときに、さらに悪いことが起こるときに使う英語表現。
不運が重なるという意味で、日本語では”泣き面に蜂”とも言いますよ。
time heals all wounds
意味:時間が全ての傷を癒してくれる
心の傷は時間がたつとともに治っていく、という意味の英語のことわざ。
これが当てはまるときも、もちろん当てはまらないときもありますよね (^^;
👉『wound』の意味・使い方3:傷つける
3つ目の意味は動詞で、傷つける。
武器などで体を傷つけるという意味と、精神的に傷つけるという2つのパターンで使います。
★物理的に傷つける場合によく出てくるのが、
- be badly/seriously wounded:重傷を負う
- be fatally wounded:致命傷を負う
※fatally[フェイタリィ]:致命的に
戦いや攻撃などが原因の傷や、事故などで外傷を負う場合にも使います。
例文を見てみると、
👉 I was wounded in the crash.
訳:私はこの事故で負傷した。
👉 The officer was badly wounded in the attack.
訳:この攻撃で警官は重傷を負った。
👉 Hundreds of people were wounded by gunmen.
訳:何百人もの人々が銃撃によって負傷した。
★精神的に傷つけるときによく使うのは、
- be deeply wounded:深く傷つく
👉 He was deeply wounded by her betrayal.
訳:彼は彼女の裏切りに深く傷ついた。
※betrayal[ベトゥレイアル]:裏切り
👉 I wounded his trust.
訳:彼の信頼を傷つけてしまった。
『wound』の意味・使い方・例文まとめ
今回は『wound』の意味・使い方・例文を紹介しました♪
※wound は wind の過去形でもあります
リスニングでは絶対に出てくる英単語なので、確実にマスターしたいです。
怪我や傷に関連する英語表現はとても多いんです。
英単語を覚えるのに必要なのは、暗記力じゃなくてリスニング量。
なので記憶力が悪いのかな、と思っている人は安心してください!
ただ英語を聞いている時間が少ないだけなんです♪
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