『debt』の意味や使い方を知っていますか?
2つのパターンがありますよ。
- 借金、借金があること
- 恩がある、借りがある
実際に僕がネイティブや非ネイティブと会話して、重要だと感じた表現や関連フレーズを紹介します。
【ネイティブの意見や複数の英英辞典をもとに執筆しています】
今回は使いこなしたい『debt』の英語表現をたくさん見ていきましょう!
英会話やビジネス英語でも絶対使う重要単語。
この記事を読めばあなたの英語力がコツコツとアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
では例文や解説とともにドンドンいきましょう。
Table of Contents
『debt』の意味・発音・読み方・語源・覚え方
では早速『debt』の意味・発音・読み方・語源・覚え方を紹介します♪
➤ debt[名詞]:【発音記号】dét【カナ・読み方】デトゥ【複数形】debts
意味:借金、借金があること
★英英辞典で発音や意味を確認する ※スピーカーマークをクリックするとリスニングできます
アメリカ英語とイギリス英語両方の発音を聞くことができます。
語源的な意味は、『借りがある』。
覚え方のイメージは、
お金を借りている意味で使うことが多いですが、返さないといけない恩がある、借りがある、といったお金以外のものにも使います。
👉 loan と debt の違い
2つともお金を借りている、という意味では同じですがイメージはかなり違いますよ♪
★loan と debt の違いは↓↓↓★
『debt』の意味・使い方・例文
ではそれぞれのパターンごとに詳しく見ていきましょう!
👉『debt』の意味・使い方1:借金、借金があること
一つ目の使い方は、借金、借金をしている状態。
要するに誰かからお金を借りていて、返さないといけないということ。
フォーマルな言い方だと、負債、借財、ともいいます。
支払いすることが難しい、借金を返せない、といったイメージで使うことも多いです。
精神衛生上あまり良くないので、借金はできればしたくないですね (^^;
個人の借金だけじゃなくて、企業や国の借金のことにも使えるので、上級者になるまでは借金に関しては debt や loan をスピーキングで使えれば十分かと。
★借金がある、ないと言いたい時には、
- have debts
- in debt:借金がある状態
などを使います。
英文中で使い方を見てみると、
👉 Takashi has serious debts.
訳:タカシには大きな借金がある。
👉 Are you in debt to her?
訳:彼女に借金があるの?
★仕方なく借金をしてしまう時の表現は、
- run into debt:借金をする
- get into debt:借金を作る
といった形を使います。
👉 Unfortunately, he is running into debt.
訳:残念なことに、彼は借金をしている。
👉 They got into debt because of the recession.
訳:彼らは不況のせいで負債を抱えた。
★借金を払う時の表現は、
- pay/repay a debt:借金を払う
- pay off a debt:借金を全て返す
- clear one's debts:借金を払い終える
例文を見てみると、
👉 I have to pay my debts.
訳:借金を払わなければならない。
👉 At last, I paid off my debts to Jiro.
訳:ようやくジローへの借金を全部返した。
★借金が大きくなる時には、
- run up debts:借金がかさむ
- deeply/heavily in debt:多額の借金がある
👉 Akiko is running up heavy debts.
訳:アキコは多額の借金を重ねた。
👉 Akiko was heavily in debt.
訳:アキコには多額の借金があった。
★『住宅ローン』の英語表現は↓↓↓★
1つ目の意味の、イディオム表現などを紹介します♪
be up to one's ears in debt
意味:借金で身動きが取れない
直訳では、耳まで借金に漬かっている。
ものすごい借金で首が回らない、どうしようもないといった意味の英語表現。
考えるだけでゾッとしますね (^^;
👉 Takeshi will be up to his ears in debt if he continues to use his credit card.
訳:たけしは、このままクレジットカードを使い続けると借金まみれになってしまう。
head over heels in debt
★このイディオムは「借金」の英語表現の記事で詳しく紹介しています↓↓↓★
bad debts
意味:不良債権
返すことができない借金のこと。ビジネスや金融で使います。
バブルの崩壊の時にはよく出てきた表現です。
national debt
意味:国債
国の借金のこと。
日本は借金がものすごいことになっているのは有名です (^^;
debt collector
意味:借金の回収業者
以前は『借金取り』というとかなりいかがわしいイメージでしたが、ビジネスとして行っている個人や会社のこと。
debt relief
意味:借金の免除
個人や企業に対して、借金を返す必要がない、と決めてしまうこと。
★関連表現もチェック!↓↓↓★
👉『debt』の意味・使い方2:恩がある、借りがある
2つ目の使い方は、恩がある、借りがある。
お金以外の借りのこと。
人から何かをしてもらったり、自分が何かをしてしまった時に、お礼や償いをしないといけないということ。
日本語では、借りがある、借りを作る、負い目がある、といった表現があります。
- in someone's debt:~に借りがある、恩に着る
といった形を使います。
例文を見てみると、
👉 Jiro has always been supportive. I'm in his debt.
訳:ジローはいつも応援してくれている。私は彼に借りがある。
2つ目の意味のイディオム表現などを紹介します♪
owe a debt of gratitude/thanks
意味:とても感謝している、恩がある
※owe[オゥ]:借りがある、恩がある
人から何かしてもらったことに、感謝の気持ちを表現するときに使う英語表現。
かなり丁寧な言い方になります。
👉 I owe Tomoko a debt of gratitude for her kindness.
訳:トモコさんの親切にはとても感謝している。
★借りがあるという意味の『owe』の詳しい意味と使い方は↓↓↓★
pay one's debt to society
意味:刑期を務め終える、罰を受ける
犯罪などを犯した人が、刑務所などで刑期を務め終えて罪を償う、十分罰を受ける、という意味で使います。
社会への借りは返した、ということになりますね。
👉 Jiro served ten years in prison. He already paid his debt to society.
訳:ジローは10年間の服役をした。彼はすでに刑期を務め終えている。
※serve[サーヴ]:服役する
sleep debt
意味:睡眠負債
毎日少しづつ寝不足が積み重なって、体の調子が悪くなること。
借金も最初は大したことが無いように見えても、雪だるま式に大きくなっていきますよね。
毎日の睡眠は大事なんです (^^;
『debt』の意味・使い方・例文まとめ
今回は絶対覚えておかないといけない『debt』の意味・使い方・例文を紹介しました。
かなりたくさんの英語表現を取り上げましたが、最初は、
- in debt
- repay a debt
といった基本的なものから覚えていけば大丈夫。
リスニングをしていると、自然といろんな表現が身につくので焦らなくていいですよ♪
★「借金」に関する英語表現は↓↓↓★
★関連する英単語の詳しい意味と使い方は↓↓↓★
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