『owe』の意味や使い方を知っていますか?
3つのパターンがありますよ。
- お金を借りている、払う必要がある
- 借りがある
- ~のおかげ
定番の8つの使い方と、知っておきたいそのほかのものを紹介します♪
実際に僕がネイティブや非ネイティブと会話して、重要だと感じた表現や関連フレーズを紹介します。
【ネイティブの意見や複数の英英辞典をもとに執筆しています】
今回は使いこなしたい『owe』の英語表現をたくさん見ていきましょう!
英会話ではとてもよく使う重要単語。
この記事を読めばあなたの英語力が確実にアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤『owe』の意味・使い方・例文
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では例文や解説とともにドンドンいきましょう。
Table of Contents
『owe』の意味・発音・読み方・覚え方
では早速『owe』の意味・発音・読み方・覚え方などを紹介します♪
➤ owe[動詞]:【発音】óu【カナ・読み方】オゥ 【過去形・過去分詞など】owes | owing | owed
意味:借りがある、お金を借りている、など
★英英辞典で発音や意味を確認する ※スピーカーマークをクリックするとリスニングできます
アメリカ英語とイギリス英語両方の発音を聞くことができます。
覚え方のイメージは、
お金を貸してくれたら返さないといけないですよね。
また親切なことをしてくれたらお礼をしないといけないし、サービスを利用したら代金を払わないといけない、ということ。
『owe』の意味・使い方・例文
ではそれぞれのパターンごとに詳しく見ていきましょう♪
👉『owe』の意味・使い方1:お金を借りている、払う必要がある
1つ目の使い方は、お金を借りている、払う必要がある。
お金を誰かから借りている時や、何かの品物やサービスを受け取って代金を支払わないといけない場合に使います。
借金というほどのものではない1000円程度の日常の小さな金額から、ビジネスのかなり莫大な額まで幅広く使えます。
基本の使い方は、
- owe A B: AにBを借りている
例文を見てみると、
👉 I owe some money.
訳:私はお金を借りている。
👉 He owes me 5,000 yen.
訳:彼は私に5,000円を借りている。
よく出てくる形は、
- owe A for B: BのことでAに借りがある
- owe A to B: AをBに借りている、BにAの借りがある
👉 I owe you for the cost of the ticket.
訳:あなたにチケット代の借りがある。
👉 Akiko owes 10000 yen to her friend.
訳:アキコは友人に10000円を借りている。
👉 They owe our company $5000 for the product.
訳:彼らは我々の会社に5000ドルの支払い義務がある。
★買い物やレストランなどでよく使うのが、
- How much do I owe you?:いくら払えばいいですか?
定番フレーズなのでよく出てきます。
友人が代わりにまとめて払ってくれて、あとから自分の分を払いたい時にも使えます。
👉 How much do I owe you for the beer?
訳:ビールの代金はいくらですか?
👉『owe』の意味・使い方2:借りがある、恩がある
2つ目の意味は、借りがある、恩がある。
お金以外の事で使います。
何か相手がしてくれたことや、お願いなどを聞いてくれたことに対するお返し、といったニュアンス。
法律的な義務などはなくて、道徳感や良心から借りを返す、ということ。
形としては1つ目の使い方と一緒です。
- owe A B: BのことでAに借りがある
👉 I owe you a favor.
訳:私はあなたに恩がある。[借りができた]
※favor[フェイヴァ]:親切心、親切な行為
👉 I owe Yumiko a debt of gratitude.
訳:ユミコに対しては感謝の気持ちがある。
※debt of gratitude:恩義
会話でよく出てくるのが、
- owe someone a drink:[お礼として]飲み物などをおごる
飲み物や食事代くらいの借りがあるからおごらせて、といったイメージ。
👉 I owe you a cup of coffee.
訳:コーヒーを一杯おごるよ。
ほかにもよく出てくる表現で、
- owe A an explanation: Aに説明する義務がある
- owe A an apology: Aに謝まる義務がある
説明したり、謝ったりする責任があるといったニュアンス。
すごくお世話になった人や家族に心配をかけたときなど、理由を説明したり謝ったりするのが当然だ、といったシチュエーションで使います。
👉 I owe him a big apology.
訳:私は彼にちゃんと謝らなければならない。
👉 I owe my family an explanation for the accident.
訳:私は家族に事故の説明をしなければいけない。
上の使い方のバリエーションで借りがある人のために何かをする義務がある、といった意味でも使います。
- owe it to A to do:Aのために~する義務がある
👉 I owe it to Akiko to go to the hospital.
訳:私はアキコのために病院に行かないといけない。
誰かにとてもお世話になった、助けてもらったりしたから今がある、といった場合は、
- owe someone a great deal
- owe someone a lot
どちらも大きな借りがある、とてもお世話になった、といった意味。
👉 Jiro owes his uncle a great deal.
訳:ジローはおじさんにとてもお世話になった。
👉 I owe Hiroshi a lot.
訳:ヒロシにはたくさんの借りがある。
英会話ではまず使うことはないですが、かなりフォーマルな場面で出てくるのが、
- owe loyalty/allegiance to A: Aに忠誠の義務がある
※allegiance[アリージャンス]:忠誠、忠義
Aの命令には従わないといけない、ということ。
👉 The community owed loyalty to the ruler.
訳:そのコミュニティは支配者に忠誠の義務があった。
※ruler[ルーラァ]:支配者
2番目の意味でよく使う定番フレーズは、
I owe you one
意味:1つ借りができた、恩にきる
何かしてくれたことに対する、感謝の気持ちを表す定番の表現。
- I owe you
- I owe you a favor
も同じ意味。
かなり重大なことをしてくれたときなどは、
- I owe you a big one:大きな借りができた
というバリエーションがあります。
👉 Thanks a lot for that! I owe you one.
訳:ほんとにありがとう!1つ借りができたね。
逆に、こちらが何かをしてあげたときは、
- You owe me one
- You owe me
『一つ貸しができた』ということで、次何かあれば助けてね、というニュアンスになります。
👉 I helped you with your report. Now you owe me one.
訳:あなたのレポートを手伝ってあげたよね。一つ貸しができたね。
👉『owe』の意味・使い方3:~のおかげ
3つ目の意味は、~のおかげ。
成功したり、上手くいったりしたときの主な理由について表現するときに使います。
- owe A to B: AはBのおかげ
- owe A B: BはAのおかげ
例文を見てみたほうが早いかと♪
👉 Yukiko owed her passion to her teacher.
訳:ユキコの情熱は、先生のおかげだ。
👉 I owe my life to the doctor.
訳:私はあの医者のおかげで生きている。
『owe』の意味・使い方・例文まとめ
今回は『owe』の意味・使い方・例文を紹介しました♪
英会話でしょっちゅう出てくるので、しっかりと意味を押さえておかないと会話が続かないこともありますよ。
短い簡単そうな英単語ほど、使い方がややこしかったりするのが英語の難しい所かと♪
この辺りは慣れだけなので、焦らず英語学習を続けましょう!
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