【degree】の意味や使い方を知っていますか?
「程度」や「度合い」といった意味で覚えている人も多いんじゃないかと♪
主に4つの意味があります。
- 程度、量、レベル
- 度[温度、角度]
- 大学の学位
- 火傷や殺人の深刻さ
英語のドラマなんかを見ているといろんな【degree】の表現が出てきます。
リスニング力はボキャブラリーが命。
今回はかなり重要な単語【degree】の意味と使い方を紹介します!
この記事を読めばあなたのボキャブラリーが確実に豊かになりますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤【degree】の4種類の意味と使い方
➤【degree】のイディオム
※クリックするとジャンプします
では例文や解説とともにドンドンいきますよ。
例文の音声をリスニングしながら読むと効率的に覚えることができます♪
Table of Contents
【degree】【degrees】の意味と使い方
➤ degree :【発音】digríː[ディグリー]【複数形】degrees
では早速[degree]の4つの意味と使い方を紹介します♪
👉 程度、量、レベル
degree の1つ目の使い方は、程度や量、レベル、段階、といった意味♪
- degree of:~の程度、レベル
- matter of degree:程度の問題
- degree of freedom:自由度、自由のレベル
- the degree to which A is affected:Aが影響を受けている程度
といった表現がよく出てきます。
ビジネス英語ではかなり使う意味♪
日本人なら level[レベル]という単語を使いがちですが、degree も使えるようになると、ぐっと表現がネイティブらしくなりますよ。
英文で使い方を見てみると、
👉 The position requires a high degree of skill.
訳:高度な技術が求められるポジションだ。
※require[リクワイア]:必要とする
👉 Crime is increasing to an alarming degree.
訳:犯罪が危険な水準まで増加している。
※alarming[アラーミング ]:警戒するべき、不安にさせる
👉 My boss is worried about that to a certain degree.
訳:私の上司もある程度それを心配している。
※to a certain degree:ある程度、幾分
👉 度[温度、角度]
degree の2つ目の使い方は、[温度や角度などを表す]度 ♪
記号で使うことが多いです。
- ℃、°
温度を表す基準は2種類あるので少しややこしいですね +_+
- degree Fahrenheit[ファレンハイトゥ] :華氏
- degree Celsius[セルシアス] :摂氏
普段使っているのは摂氏。華氏はアメリカで使われている温度。
摂氏は centigrade[センチグレイド] ともいいます。
また緯度 latitude や経度 longitude にも使います。
ニュースの中の天気予報では絶対出てくるのですぐに覚えちゃいますよ。
いまだに華氏で言われると、暑いのか寒いのか全然イメージがわかないですけどね ^^
では英文で使い方を見てみましょう♪
👉 The temperature in Osaka is 26 degrees today.
訳:今日の大阪の気温は26度だ。
👉 It was forty degrees below zero in Antarctica last night.
訳:昨晩の南極は氷点下40度だった。
※below zero:零下、氷点下 ※Antarctica[アンタークティカ]:南極
👉 The right angle refers to a 90° angle.
訳:直角とは、90°の角度のこと。
※right angle:直角 ※refer to:~と呼ぶ、指す
👉 大学の学位
degree の3つ目の使い方は、大学の学科や学位♪
大学で勉強する学科や、卒業資格の意味で使います。
- master's degree:修士号
- doctor's degree:博士号
- degree in history:歴史学の学位
- degree in economics:経済学の学位
履歴書 resume を書くときなどには必須ですね♪
英文で使い方を見てみると、
👉 Akio got a doctor's degree in early childhood education.
訳:アキオは幼児教育で博士号を取得した。
※early childhood education:幼児教育
👉 火傷や殺人の深刻さ
degree の4つ目の使い方は、火傷や殺人の深刻さ。
火傷や殺人などがどの程度ひどいものなのかを表すのに使います。
- first-/second-/third-degree burn:Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度の火傷。Ⅲ度が重症
- first-/second-degree murder:一級、二級殺人。一級が重い罪
- murder in the first degree:一級殺人
英語のドラマなどを見るときには絶対必要な使い方です。
👉 Akira had second-degree burns on his face.
訳:アキラは顔に第2度の火傷を負った。
👉 First-degree murder carries tough sentences.
訳:第一級殺人には厳しい判決が下される。
※sentence[センテンス]:判決、刑罰
【degree】【degrees】のイディオムの意味と使い方
【degree】や【degrees】を使うイディオムの意味と使い方を紹介します♪
👉 by degrees
➤ by degrees:徐々に、少しずつ
程度やレベルなどが少しずつ進行していくという意味の英語のイディオム。
いろんな場面でよく出てくる表現です♪
英文で使い方を見てみると、
👉 The relationship has been improving by degrees.
訳:関係は少しずつ改善してきている。
※improve[イムプルーヴ]改良する、改善する
👉 to a/some degree
➤ to a/some degree:ある程度まで
➤ to a certain degree
も同じようなニュアンスの英語表現。
👉 That makes sense to some degree.
訳:それはある程度納得できるよね。
※make sense:うなづける、理にかなっている
👉 the third degree
➤ the third degree:徹底的な取り調べ
厳しく問い詰めることや徹底的に取り調べることを意味する英語表現。
火傷なら the third degree は最も重症でしたよね。
➤ get the third degree:厳しい取り調べを受ける
の形でよく出てきます。
👉 Why did Akira get the third degree from his parents?
訳:なんでアキラは両親から厳しく問い詰められたの?
👉 to the nth degree
➤ to the nth degree:無限に、最大限に
※nth[エンス]:n番目の、何個目かわからないくらい
何回目か分からないくらいのレベルまで、というニュアンスの英語のイディオム。
【degree】【degrees】の意味と使い方まとめ
今回は【degree】【degrees】の意味と使い方、イディオムを紹介しました。
実生活の英会話からビジネスまでいろんな状況で使う英単語なので、すぐに覚えちゃいますよ♪
刑事ものの英語のドラマや、ニュースでもしょっちゅう出てきますしね。
毎日英語をリスニングすることが上達の一番の近道です ^^
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