『hurt』の意味や使い方を知っていますか?
5つのパターンがありますよ。
- 傷つける
- 痛む
- 害を与える
- 怪我をした、傷ついた
- 心の傷
実際に僕がネイティブや非ネイティブと会話して、重要だと感じた表現や関連フレーズを紹介します。
【ネイティブの意見や複数の英英辞典をもとに執筆しています】
今回は使いこなしたい『hurt』の英語表現をたくさん見ていきましょう!
英会話では絶対使う重要単語。
この記事を読めばあなたの英語力がコツコツとアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤『hurt』の意味・使い方・例文
- 意味・発音・過去形、過去分詞・同義語との違い
- injure / wound / hurt の違い
- 意味・使い方1:傷つける
- 意味・使い方2:痛む
- 意味・使い方3:害を与える
- 意味・使い方4:怪我をした、傷ついた
- 意味・使い方5:心の傷
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では例文や解説とともにドンドンいきましょう。
Table of Contents
『hurt』の意味・発音・過去形、過去分詞・同義語との違い
では早速『hurt』の意味・発音・過去形、過去分詞・同義語との違いなどを紹介します♪
➤ hurt[動詞・名詞・形容詞]:【発音】hə́ːrt【カナ・読み方】ハートゥ【過去形・過去分詞など】hurts | hurting | hurt
意味:傷つける、痛む、など
他動詞、自動詞の両方の使い方があります。
覚え方のイメージは、
👉 injure / wound / hurt の違い
どれも『傷つける』という意味を持つ英単語。
よく似た意味の同義語のイメージやニュアンスの違いを見てみると、
➤ injure ⇒ 事故などの肉体的なダメージ[を与える]、hurtよりもひどい傷のイメージ
※精神的な事にも使いますが、肉体的なケガなどに使うことが多いです
➤ wound ⇒ ナイフや銃などで傷つけること、武器による傷
※精神的な傷にも使います
➤ hurt ⇒ 肉体的、精神的なダメージ[を与える]
※英会話では一番よく使う
★『injure / injury』の詳しい意味と使い方は↓↓↓★
簡単にまとめると、
- 事故やアクシデントのけが ⇒ injure
- 武器によるけが ⇒ wound
- 全般的に使える ⇒ hurt
といった感じ。
初心者の方はまず今回紹介する hurt を覚えると会話で幅広く使えますよ♪
『hurt』の意味・使い方・例文
ではそれぞれのパターンごとに詳しく見ていきましょう♪
👉『hurt』の意味・使い方1:傷つける
一つ目の使い方は、傷つける。
肉体的、精神的に人や動物を傷つける、という意味で使います。
★肉体的に傷つける、という意味でよく使うのは、
- hurt one's arm/leg:腕/足を痛める
- hurt oneself:怪我をする、体を傷つける
体の一部分を傷つけること。
体の傷であればほとんどの場合は薬などで時間とともに治ってしまいますよね♪
例文を見てみると、
👉 She hurt her finger.
訳:彼女は指を怪我した。
👉 My daughter fell and hurt herself.
訳:娘が転んでケガをした。
👉 Akira didn't mean to hurt you.
訳:アキラはあなたを傷つけるつもりはなかった。
★精神的に傷つける、という意味でよく使うのは、
- hurt one's feelings:感情を傷つける
- it hurts A to do B: BすることがAの気持ちを傷つける
精神的な傷のほうがなかなか治らないものなんです (^^;
英文で使い方を見てみると、
👉 I probably hurt Tomoko's feelings.
訳:私はたぶん、トモコの気持ちを傷つけてしまった。
👉 I may have hurt Tomoko.
訳:トモコを傷つけたかもしれない。
👉 It will hurt you to tell a true story.
訳:本当の話をするとあなたを傷つけるだろう。
★『wound』の詳しい意味と使い方は↓↓↓★
一つ目の意味のイディオム表現を紹介します♪
wouldn't hurt a fly
意味:とてもやさしい人
直訳では、ハエも傷つけない。
虫も殺さないようなおとなしそうな人、優しそうな人、といった意味で使います。
👉 My sister wouldn't hurt a fly.
訳:私の妹は虫も殺せないくらい優しい人だ。
👉『hurt』の意味・使い方2:痛む
2つ目の意味は、痛む、痛い。
日常の英会話ではよく出てくる使い方。
どこかが痛い時にはいつでも使えますよ♪
👉 My right arm hurts.
訳:右腕が痛いです。
👉 It hurts to move my mouth.
訳:口を動かすと痛いです。
👉 Does it hurt?
訳:痛いですか?
2つ目の意味のイディオム表現を紹介します♪
be hurting for
意味:~がなくて困っている
何かが足りなくて困っている、痛いほど切望している、という意味の英語表現。
👉 We are hurting for some money.
訳:お金がなくて困っている。
hit someone where it hurts
意味:急所を突く
直訳では、痛い所を叩く。
普通は暴力的な意味ではなくて、議論などで相手の弱い所を責めるといったシチュエーションでよく使います。
👉『hurt』の意味・使い方3:害を与える
3つ目の意味は、害を与える、悪い影響を与える。
何かが原因で状態や状況などが悪くなる、人などに迷惑などをかける、といった意味で使います。
👉 The rumor hurts her reputation badly.
訳:この噂は、彼女の評判をひどく傷つける。
※reputation[レピュテイション]:評判
👉 The new rules are hurting the industry.
訳:新しいルールは、業界に打撃を与えている。
3つ目の意味のイディオム表現などは、
won’t/doesn’t hurt
意味:リスクはない、~してみたほうがいい
何かをしてもリスクはない、逆にやってみたほうがいい、という意味で使う英語表現。
よく出てくるのが、
- It doesn't hurt/never hurts to ask:聞いてみても損はない
- it won't/wouldn't hurt A to do B: BをしてもAに損はない
👉 It won't hurt to go for a long walk in the morning.
訳:朝、ゆっくり散歩してみるのも悪くない。
👉『hurt』の意味・使い方4:怪我をした、傷ついた
4つ目は形容詞としての使い方で、怪我をした、傷ついた。
4つ目の使い方も肉体的、精神的両方に使えます。
★肉体的なケガでよく出てくるのは、
- seriously hurt:重傷を負う
- badly hurt:大怪我をする
- get hurt:怪我をする
例文を見てみると、
👉 I got hurt in the accident.
訳:事故で怪我をした。
👉 Takashi was seriously hurt yesterday.
訳:昨日、タカシは大けがをした。
★精神的に傷ついた場合は、
- deeply hurt:深く傷つく
- hurt expression:傷ついた表情
👉 He had a hurt look.
訳:彼は傷ついた表情をしていた。
👉 I was deeply hurt when he left.
訳:彼が去ったとき、私は深く傷ついた。
4つ目の意味のことわざは、
Don't cry before you are hurt.
意味:不幸が起こる前から動揺するな
何か悪いことが起こる前に嘆いたり、取り乱したりしても仕方がない、という意味のことわざ。
👉『hurt』の意味・使い方5:心の傷
5つ目は名詞としての使い方で、心の傷。
裏切られたり、ひどい扱いを受けたりして、悲しかったり不幸だったりすること。
👉 I felt a little hurt by the news.
訳:私はこのニュースに少し傷ついた。
『hurt』の意味・使い方・例文まとめ
今回は『hurt』の意味・使い方・例文を紹介しました♪
小学生でも知っていそうな基本的な英単語ほど、いろんな意味があって実は難しいんです (^^;
でもこの辺りは慣れだけなので、あまり深く悩まずに英語に長く触れることを一番に考えましょう。
★「怪我」の英語表現は↓↓↓★
★同義語などの詳しい意味と使い方は↓↓↓★
injure / injuryの意味【絶対必要!】4つの使い方と使える例文