【黄色】を英語で【yellow】というのはみんな知っていますよね♪
では黄色を使ったイディオムを知っていますか?
- 怖がり、臆病
- 成功への道
- おしっこを漏らす
といったことまで黄色で表現することができるんです。
英語のドラマなんかを見ているといろんな【黄色】を使う表現が出てきます。
言葉のイメージを覚えることが、ボキャブラリーを伸ばす一番の近道。
今回は意外に知らない【黄色】の英語表現をたくさん見ていきましょう!
例文の音声をリスニングしながら読むと効率的に覚えることができます♪
☑こんな記事[もくじ]
➤【黄色】の意味の7つの英単語
➤【黄色】の8種類のイディオムやスラング
- be yellow:怖がりな
- yellow-bellied:弱虫の
- yellow streak:臆病な性格
- yellow brick road:幸福や成功へと続く道
- yellow dog:卑怯な人
- yellow journalism:大衆紙
- code yellow:おしっこを漏らすこと
- Don't eat the yellow snow:ばかなことをしちゃだめだよ
➤ 英語の勉強のコツ
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まず最初に黄色の種類の英単語を説明してから、黄色が出てくるイディオムやスラングを紹介します。
では例文や解説とともにドンドンいきますよ♪
Table of Contents
[黄色]の意味の英語
では早速[黄色]の意味の英単語などをサクッと紹介します♪
おなじみの単語が多いので覚えやすいかと ^^
👉 yellow
➤ yellow :【発音】jélou[イェロゥ]【形容詞変化】yellower | yellowest
意味:黄色、黄色の、臆病な、嫉妬深い
黄色全般のことを意味します。
普通の英会話では yellow でほとんど間に合うかと。
レモンや金、太陽などの色のことを意味する英単語。
- lemon yellow:レモン色
- sunny yellow:黄金色
- canary yellow:カナリア色
- bright yellow:鮮やかな黄色
- light yellow:淡い黄色
色の種類以外では
- turn ~ yellow:黄色になる
- yellow card:[サッカー]イエローカード
- yellow fever:黄熱病
などがよく出てきますよ。
また英語では yellow には臆病な、というニュアンスがあるんです。
この後出てくるイディオムやスラングにも関係してきますよ。
その他の ”黄色” の英単語
➤ amber :【発音】ǽmbər[アムバァ]
意味:黄褐色、茶色っぽい黄色
宝石の琥珀[こはく]の色のこと👇
➤ blond :【発音】 blɑnd [ブランドゥ]
意味:[特に髪が]淡い黄色、金色
金髪のことをブロンド、というのは知ってますよね。
➤ lemon :【発音】lémən[レマン]【複数形】lemons
意味:レモン色、薄い黄色
これもそんなに説明する必要もないかと♪
レモンのような色にも使う英単語。
➤ buff :【発音】bʌ́f[バフ]
意味:淡い茶色っぽい黄色
黄色っぽいレザーのような、ベージュがかった黄色のこと👇
➤ saffron :【発音】sǽfrən[サフラン]
意味:暗い黄色
サフランという香辛料の色のこと。
➤ gold :【発音】góuld[ゴウルドゥ]【複数形】golds
意味:明るい黄色
金色のこと。日本語でも ”黄金” といいますよね♪
[黄色]を使う英語のイディオムやスラング
ではここからは[yellow]が出てくるイディオムやスラングを紹介していきます♪
日本語ではどちらかというと明るい、元気な、というイメージの色かと。
いつも使っている ”黄色” のイメージと比べながら読むと頭に入りやすいですよ。
👉 be yellow
➤ be yellow:怖がりな、臆病な
カジュアルな会話の中で出てくる、勇気がない、小心者、といったニュアンスの英語表現。
人に対する黄色のイメージの代表的なもの。
聖書の中で、イエスキリストをだましたユダが黄色い服を着ていたからできたイメージ。
ユダには、裏切り者、卑怯者、といった意味合いがあるんです。
英文で使い方を見てみると、
👉 I knew he is yellow. No wonder he didn't show up.
訳:彼がビビりなのは知ってたよ。現れなかったのも無理はないな。
※no wonder[ノーワンダー]:不思議ではない
👉 yellow-bellied
➤ yellow-bellied:弱虫の、臆病な
※bellied[ベリドゥ]: belly[腹]の過去形で ”腹をした”
直訳では、腹が黄色い。
yellow の ”臆病” というイメージからできた英語表現。
➤ yellow-belly:臆病者
もありますよ。
👉 I think Tomoko is so yellow-bellied that she can't take such a risk.
訳:トモコは臆病だからそんな危険は冒さないと思うけど。
👉 yellow streak
➤ yellow streak:臆病な性格
※streak[ストリーク]:性格、性質
streak には普段の人柄と違う、たまに見せるネガティブな性格、性質という意味がありますよ。
普段はそうは見えないんだけど、ふとした時に臆病な性格を見せることを意味する英語の慣用句。
👉 Even Tom, who has a yellow streak, can climb this cliff. You can do it.
訳:臆病なところのあるトムでもこの崖を登れるんだから、君にもできるよ。
※cliff[クリフ]:崖
👉 yellow brick road
➤ yellow brick road:幸福や成功へと続く道
※brick[ブリク]:レンガ
直訳では、黄色のレンガの道。
オズの魔法使いで出てくるシーンからできた、イギリス英語で使われるイディオム。
👉 I'm going to the US and follow the yellow brick road to my ideal life.
訳:アメリカに行って、理想の人生への道を進むよ。
※ideal[アイデアル]:理想の
➤ 理想や現実の英語はこちらをどうぞ↓↓↓
👉 yellow dog
➤ yellow dog:卑怯[ひきょう]な人
ユダのイメージからできた、卑怯だったり、臆病な人の意味の英語表現。
黄色の動物が少しかわいそうになってきますね +_+
👉 Taro was the yellow dog, and he's no longer my friend.
訳:タローは卑怯なやつだったな、もう友人ではないよ。
※no longer:もはや ~ でない
👉 yellow journalism
➤ yellow journalism:大衆紙
事実じゃないセンセーショナルなことを記事にして、売り上げ部数を伸ばすような雑誌や新聞のことを意味する英語表現。
うさん臭い大衆紙やスポーツ新聞などのイメージですよ。
➤ yellow press
とも言います。
👉 code yellow
➤ code yellow:おしっこを漏らすこと
もともとは病院のいろんな色の注意報、警報からできた冗談ぽく使う英語のスラング。
もちろん尿の色と警報の色をかけてますよね。
👉 Don't eat the yellow snow
➤ Don't eat the yellow snow:ばかなことをしちゃだめだよ
直訳では、黄色い雪は食べるな。
またまた下品なネタが続いて申し訳ありませんが、雪におしっこすると黄色くなりますよね ^^
黄色くなった雪を食べるようなバカなことはしたらダメ、というニュアンス。
子どもが冬に遊びに行く前に、冗談っぽくくぎを刺すようなときに使いますよ♪
👉 Get along with your friend and don't eat the yellow snow!
訳:友達と仲良くして、バカなことしちゃだめだぞ!
※get along with:うまくやる、仲良くする
[黄色]の英語まとめと ”勉強のコツ”
今回は[黄色]に関する英語表現をまとめました。
日本語のイメージとはかなり違った感じでしたね♪
色一つとっても歴史や自然環境でイメージって変わってくるのが面白いです。
言葉を学ぶことは文化を学ぶことでもあるんですよ。
Google翻訳があればいいや、と思うんじゃなくて、日本語以外に一つくらいはしっかり理解できる言葉があれば、普段見ている光景も違って見えてくるんです。
➤ 英語の勉強のコツ↓↓↓
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