[アヒル]って英語でどういうか知ってますか♪
みんな知ってるアレですよ。
そうそう【duck】ですよね ^^
アメリカの cartoon[カートゥーン・漫画]のキャラクターにもなっているくらいなので、あひるに関連する英語表現は山ほどあります。
意外にユル~い感じの表現が多くて笑えますよ♪
英語の小説やドラマにはこういった表現がよく出てくるので、リスニング力やリーディング力をグイグイ上げたい人は必見です。
では今回は【アヒル】に関連する英語表現をたくさんみていきましょう♪
楽しみながら読めるかも。
☑こんな記事
- 【アヒル】の出てくる20種類の英語表現
まずは【アヒル】の意味の英単語【duck】を詳しく説明してから、【duck】の出てくる英語のイディオム・スラングを紹介します。
では例文や解説とともにゴリゴリ紹介していきます♪
Table of Contents
【アヒル・あひる】の英語【duck】
【アヒル】の意味の英単語【duck】を少し詳しく見てみましょうか、意外な秘密がありますよ ^^
👉 duck
➤ duck【発音】dʌ́k[ダク]【動詞変化】ducks | ducking | ducked 【複数形】ducks
意味:あひる、カモ、カモ肉、かわいい人の愛称 【動】逃げる、しゃがむ
アヒルだけじゃなくて、カモのことも duck になりますよ。
一応イメージがわかない人のために、[あひる]はこういうのね👇

あひるの duck
カモは家の近くの池なんかによくいるこんな鳥👇

カモの duck ね
こう見ると色が違うだけで、似てますね。。。
➤ 日本語ではアヒルの鳴き声は[ガーガー]ですが、英語でのアヒルの鳴き声は[quack quack:クワッ クワッ]。
👉 duckling
➤ duckling【発音】dʌ́kliŋ[ダクリング]【複数形】ducklings
意味:アヒルやカモの子供
ひよこや鳥のヒナのことを chick[チック]というんですが、アヒルやカモは duckling を使います。
👉 リスニング練習用 YouTube 英語動画
『アヒル』のリスニング練習用の YouTube 動画をピックアップしてみました。
BBCの2分弱の短いニュース動画です。
上で紹介した表現が出てくるので、聞き取れるか挑戦してみてください!
イギリス英語で結構話すスピードは速いですが、発音もきれいなので練習にはもってこいかと。
初心者の方は英語や日本語字幕を使うといいですよ♪
➤ アヒルの英語を覚えたらヤギの英語表現はいかが↓↓↓
【アヒル・あひる】の英語のイディオム
では【アヒル】を使う英語表現やイディオムを12こ紹介します♪
例文やイラストなどでしっかりイメージを覚えながら読むのがコツですよ。
数は多いですが、どれも重要なものばかりなので気を抜かないで ^^
👉 dead duck
➤ dead duck[デッドダック]:役に立たない人や物、成功する見込みがないもの
直訳すると、死んだアヒル。
死んだアヒルは、何の役にも立たないし、あってもしょうがないもの、というニュアンスの英語表現。
英語の例文で使い方を見てみると、
👉 The new secretary is a dead duck. She doesn't even know how to take the call.
訳:新しい秘書は役に立たないな。電話の取り方も知らないぞ。

secretary はこんな人
- secretary[セクレタリィ]:秘書
👉 lame duck
➤ lame duck:完全に失敗した人や組織、役に立たないもの
※lame[レイム]:足が不自由な、歩けない
直訳すると、足が非自由で歩けないアヒル
政治で使う時は、任期は残っているけれどもう選挙で負けて、後任が決まっている人のことなどを指す英語表現。
あひるも歩けなくちゃ役に立たないですね +_+
英文で見てみると、
👉 The lame-duck president is pretty unpopular.
訳:すでに選挙で負けた大統領は、かなり不人気だ。
- unpopular[アンポピュラー]:人気がない
👉 duck soup
➤ duck soup:とても簡単なこと、簡単にだませるカモ
直訳は、アヒルのスープ。
日本語でも[カモる]って言いますね、アヒルやカモは簡単に捕まえられることからできた英語表現。
とても簡単なことや、すぐにだませる人のことなどを意味します。
➤ easy as duck soup:同じ意味のイディオム
👉 Fixing your bike is duck soup.
訳:自転車修理なんて朝飯前。

duck soup はこんな感じ
- bike[バイク]:自転車、[エンジンのついたものは motor-bike]
👉 sitting duck
➤ sitting duck:狙いやすい標的、イージーなターゲット
直訳は、座ったカモ、アヒル
この英語表現も、カモやアヒルは簡単に捕まえられることからできたもの。
カモってその辺にじーっと座ってますよね、鉄砲なら簡単にね。。。
英文で使い方を見てみると、
👉 Our unit would be a sitting duck. We should go, man!
訳:俺たちの部隊は格好の標的になっちまう。早く行こうぜ!

sitting duck すぐに狙われるよね
- unit[ユニット]:部隊
👉 [like]water off a duck's back
➤ [like] water off a duck's back:無駄な批判、効果のない警告
直訳すると、カモやあひるの背中に水をかける。
カモやあひるって背中に水をかけても、はじいて意味がないことからできた英語イディオム。
批判や警告をしても全く意味のないことなどに使います。
こういったフレーズも英会話で使ってみたいよね♪
👉 All my opinions were like water off a duck's back.
訳:僕のすべての提案は、全く無駄だった。
👉 duck and cover
➤ duck and cover:しゃがんで隠れる、逃げ回る
動詞の duck にはしゃがむ、という意味もありました。
何かから身を守るためにしゃがんで何かの下に隠れたり、嫌なことを聞かれたくないのでこそこそ逃げ回ることを表現できる英語のイディオム。
カモやあひるが草むらなどで座って身を隠しているようなイメージ↓↓↓

これが本当の duck and cover!
👉 It is an earthquake drill. Please duck and cover!
訳:地震訓練です。しゃがんで何かの下に隠れてください。
- drill[ドリル]:訓練
👉 duck out of
➤ duck out of:逃げ出す、逃れる
動詞の duck には逃げる、という意味もありますよ。
out of がついて、~から逃げだすという意味の英語表現。
実際あひるやカモは逃げてばかりですよね。
➤ duck out:避ける、逃げる
👉 I can't duck out of going to work.
訳:仕事から逃げ出すわけにはいかない。
👉 lovely weather for ducks
➤ lovely weather for ducks:雨、雨天
カモやアヒルが喜ぶような雨の天気のことを指す英語表現。
カモやアヒルは水が好きなことからできたイディオム。
👉 duck-squeezer
➤ duck-squeezer:[軽蔑的に]自然保護の活動家
※squeezer[スクイーザー]:搾取する人、絞り機
直訳では、アヒルを絞る人
自然保護の活動をする人が、油やガソリンまみれになったアヒルを救助して、きれいにする様子からできた英語表現。
アヒルからガソリンを絞り出しているイメージです。

これが squeeze ですよ
👉 get one's ducks in a row
➤ get one's ducks in a row:入念に準備をする
※in a row[ロウ]:連続で、一列で
直訳すると、アヒルを一列に並べる。
準備を入念に行うことを表現できる英語のイディオム。
👉 You can get your ducks in a row before you carry out the test.
訳:テストを実行する前に、入念に準備をしないといけないぞ。
- carry out:実行する、実施する

これがほんとの ducks in a row
👉 like a dying duck in a thunderstorm
➤ like a dying duck in a thunderstorm:落ち込んだり絶望しているさま
※thunderstorm[サンダーストーム]:雷雨
直訳すると、雷雨の中で死んでいくアヒルのように。
絶望的な様子や、落ち込んでどうしようもないようなことを表した、古い英語表現。
小説なんかに出てくるイディオムです。
👉 break one's duck
➤ break one's duck:先取点を取る
イギリス英語で、特にクリケットで先取点を取るときや、初めて何かを成功したときに使う表現。
最初はスポーツで使われていて、そこから普通の日常会話でも使われるようになったイディオム。
👉 Jim broke his duck in the first half.
訳:ジムが前半に先取点を挙げた。
- in the first half:[サッカーなど]前半
➤ アヒルの次はサルの英語表現もどうぞ↓↓↓
【アヒル・あひる】の英語のスラング
ここからは【あひる】の出てくる英語のスラングを5つ紹介します♪
なじみのある表現も出てきますよ。
👉 duck face
➤ duck face:アヒル口
スラングで写真などを撮るときに口をつきだして、あひるの口のようにすること。
こんな感じで口をつきだす英語表現↓↓↓

これがいわゆる duck face
👉 lucky duck
➤ lucky duck:すごく幸運な人
lucky と duck が韻[いん]を踏んだリズミカルな英語フレーズ。
とてもラッキーな人に使いますよ。
👉 mud duck
➤ mud duck:あまり魅力的ではない女の人
※mud[マッド]:泥
直訳すれば、泥にまみれたアヒル。
見た目が魅力的じゃないような女性に対して使う英語のスラングです。
積極的に英会話で使うような表現ではないですよ +_+
👉 knee-high to a duck
➤ knee-high to a duck:幼少の時、とても小さいとき
※knee high[ニーハイ]:膝までの高さ
膝くらいまでの大きさだった幼少時代、とても小さかった頃、というスラングの英語表現。
英文で使い方を見たほうが早いかと♪
👉 I lost my dad when I was knee-high to a duck.
訳:まだかなり小さかった頃に、父を亡くした。

knee-high to a duck はこれくらい
👉 I could eat the crotch out of a low-flying duck
➤ I could eat the crotch out of a low-flying duck:ものすごい腹がへっている
※crotch[クロッチ]:股、つけね
直訳すれば、低く飛んでるアヒルの股も食べることができそう。
あるものならなんでも、そのまま食べれそうなくらい究極にお腹が空いている、という意味のちょっと下品なスラング。
【アヒル・あひる】の英語表現まとめ
今回もたくさんの【あひる】の英語表現が出てきました。
アヒルの英単語は【duck】でしたね。
動物が出てくる英語表現って、リスニングやリーディングでかなり使うんです。
人のことを動物に例えて表現することって多いですからね。
あと英語のイディオムやスラングをたくさん学習すると、知らないうちに英単語のイメージ力がついてきます♪
全部丸暗記する必要なんて全然ないですよ。
何度も読み返して自然に身につくようにブックマーク登録して復習してください ^^
➤ アヒルの次はタヌキの英語表現も覚えよう↓↓↓
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