[猿・サル]の英語は知ってますよね♪
- monkey
日本語になっているといってもいいくらいじゃないですか?
さらにほかにもいくつかの単語がありますよ。
今回は【サル】に関連する英語表現を取り上げます!
普段の英会話でもよく使う、猿に関連するイディオムはとても重要。
リスニングが上手くなりたいな、と思っている人は英語表現をたくさん覚えましょう。
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人間と似てるだけに猿のイメージは強烈なので、面白い英語表現が満載です♪
では例文や解説とともにゴリゴリ紹介していきますよ。
Table of Contents
【猿・サル】の基本の英語、発音、複数形
まずはサルを英語で語るには絶対に外せない3つの英単語を紹介します ^^
3つの英単語の違いを超簡単に説明すると、
- monkey:サル全般
- ape:大きくてしっぽがない猿[類人猿]
- primate:霊長類
では詳しく見ていきましょう!
👉 monkey
➤ monkey :【発音】mʌ́ŋki[マンキィ]【動詞変化】monkeys | monkeying | monkeyed 【複数形】 monkeys
意味:サル、猿のような人、ふざけたことをする
普通はサルと言ったら全て monkey で大丈夫!
英会話では一番よく使う単語です。
一応念のため付け足すと、
学問上は monkey は小さくてしっぽのついた猿のことを指しますよ👇
ape や monkey はよく差別的な意味合いで使われるので注意が必要です +_+
👉 ape
➤ ape :【発音】éip[エイプ]【動詞変化】apes | aping | aped【複数形】 apes
意味:類人猿、サル、バカな人、まねる
普通の会話では失礼だったり、下品な表現が多い言葉です。
サルのことが言いたければ、monkey が無難かと♪
学問上で言うと、オランウータン・チンパンジー・ゴリラ・テナガザルのことを指します。
しっぽがなくて大きいものね👇
👉 primate
➤ primate :【発音】práimət[プライメイトゥ]【複数形】primates
意味:霊長類
サル、類人猿、人間など全部を primate[霊長類]といいます。
僕もあなたも primate ^^♪
ニュースやドキュメンタリー、SFではよく出てくる英単語。
日常の英会話ではあんまり使うこともないかと。
➤ サルと一緒に【クマ】の英語も覚えると効果的↓↓↓
【猿・サル】を使う英語のイディオム
ここからは、サルの出てくる英語のイディオムやスラングを18こ紹介します♪
たくさんありますが、全部覚えることよりも monkey の持つ英単語のイメージが分かるようになることが大事ですよ。
👉 monkey business
➤ monkey business:おふざけ、法律に違反すること
悪いことや、ふざけたこと、法律に違反するようなことを表す英語表現。
公式な場面でも、子供がふざけているようなときでも使います。
サルのやるようなこと、といったようなニュアンスですね。
英文で使い方を見てみると、
👉 Please stop your monkey business.
訳:お願いだからふざけるのはやめて。
👉 I am suspecting that the company is doing some monkey business.
訳:その会社はなにか非合法なことをやっているんじゃないかと疑っている。
※suspect[サスペクト]:疑う、気付く
👉 monkey around
➤ monkey around:ばかなことをする、いたずらする
子供などが意味もなくバカなことをしてはしゃいでいる、といった時に使える英語表現。
とてもよく使うイディオムです。
動物園でサルがウロウロして、意味もなく遊んでいたり、周りのサルにちょっかいを出しているようなイメージ。
英語の例文で使い方を見てみましょう♪
👉 I was monkeying around with Tom after school.
訳:学校のあとにトムとバカなことをしていた。
👉 get one's monkey up
➤ get one's monkey up:怒らせる
イギリス英語の口語の表現。
イギリスとアメリカでは全然違う英語のフレーズが使われることが多いのでややこしいです +_+
👉 This foolish decision got my monkey up.
訳:バカげた決断に完全に腹が立った。
👉 more fun than a barrel of monkeys
➤ more fun than a barrel of monkeys:めちゃくちゃ楽しい
※barrel[バレル]:樽
直訳すると、樽いっぱいのサルたちよりも楽しい。
サルがたくさんいると楽しそうに見えますよね、それよりも楽しい、といったニュアンスのちょっと古い英語表現。
👉 cheeky monkey
➤ cheeky monkey:ふざけたやつ、図々しいやつ、ばかげた
※cheeky[チーキィ]:生意気、図々しい
イギリス英語のスラングです。
冗談ぽく相手をたしなめるときにも使えますよ。
👉 You drank all my beer, you cheeky monkey!
訳:俺のビール全部飲んだな、図々しいやつ!
👉 a monkey on your back
➤ a monkey on your back:難しい問題を抱えている、麻薬中毒
直訳すると、あなたはサルを背負っている。
千夜一夜物語のシンドバッドの冒険からできた英語のイディオム。
麻薬など、一度手を出すとなかなか抜け出せないような問題を抱えている、というニュアンス。
👉 Tomoko has a monkey on her back. She owes a lot of money from the mafia.
訳:トモコは難しい問題を抱えてる。マフィアに多額の借金があるんだ。
※owe[オウ]:借りがある
👉 brass monkey
➤ brass monkey[ブラスモンキー]:ものすごく寒い天気
※brass:真鍮
brass monkey weather とも言います。
真鍮のサルの玉も凍るほど、というちょっと下品なスラングからできた英語表現。
👉 It has been brass monkey weather during the week.
訳:この一週間はめちゃくちゃ寒いな。
👉 grease monkey
➤ grease monkey:メカニック、機械工
※grease[グリス]:油
直訳すると、油まみれのサル。
飛行機や車のメカニック、整備する人のことを指す英語のイディオム。
👉 monkey bite
➤ monkey bite:キスマーク
※bite[バイト]:噛む
キスマークが首なんかに残ると、何かに噛まれたような跡になることからできた英語表現。
恥ずかしい時にでも少し冗談ぽく使えるフレーズですよ♪
👉 Hey, look! There's a monkey bite on Kumiko's neck!
訳:おい見てみろよ!クミコの首にキスマークがあるぞ!
➤ サルと一緒にタヌキの英語も一緒に覚えよう↓↓↓
➤➤ 後半では残り9つのイディオムやスラングを紹介します♪
重要表現てんこ盛りです、ドンドンいきましょう。
👉 left-handed monkey wrench
➤ left-handed monkey wrench:架空の道具
※left-handed:左利きの
※wrench:レンチ
直訳すると、左利き用のモンキーレンチ。
モンキーレンチに右利き用も左利き用もないんです。
ありもしない道具のことを言って、新入りをからかったりするときに使う英語のイディオム。
👉 like a monkey on a stick
➤ like a monkey on a stick:落ち着かなくてソワソワしてる人
直訳すると、枝にぶら下がっているサル。
枝にぶら下がっていたら、ふらふらして落ち着かないですよね。。。
英語の例文で見てみると、
👉 He is acting like a monkey on a stick. What's wrong with him?
訳:彼はソワソワしてるな。どうかしたの?
👉 make a monkey out of someone
➤ make a monkey out of someone:誰かに恥をかかせる
直訳すると、誰かをサルにする。
誰かを猿のようにみせることによって恥をかかせる、といったニュアンスの英語表現。
英文で見たほうが分かりやすいかと♪
👉 Yumiko is making a monkey out of herself by telling nasty jokes.
訳:ユミコはえげつない冗談を言って恥をかいている。
※nasty[ナスティ]:いやな、不快な
👉 monkey suit
➤ monkey suit[スーツ]:タキシード、制服
ある小説からできたスラング。
正式なユニフォームなどをバッチリ着こなすことを表現できる英語イディオム。
👉 Look at that! Why are they wearing a monkey suit at Izakaya restaurant?
訳:見て見て!なんで居酒屋でタキシード着てるの?
👉 monkey swill
➤ monkey swill:安酒、まずい酒
※swill[スウィル]:残飯、生ごみ
直訳すると、サルの残飯。
サルでも飲まないような安くてまずい酒のことをいう英語表現。
👉What's this monkey swill! It's tastes like rotten milk.
訳:何この安酒!腐ったミルクのような味がするぞ。
※rotten[ロトン]:腐った
👉 monkey talk
➤ monkey talk:意味の分からないことを言う、ろれつが回らない
酔っぱらったりして何を言っているのかわからないような人は、サルがわめいているように聞こえるというニュアンスの英語表現。
まだちゃんと話せない赤ちゃんのことも表現できますね。
👉 throw a monkey wrench into
➤ throw a monkey wrench into:妨害する、邪魔をする
直訳すると、モンキーレンチを投げ込む。
そりゃ何かしてる時にモンキーレンチ投げてきたら、危なくてしょうがないですから。
例文で使い方を見てみると、
👉 The typhoon threw a monkey wrench into our schedule of honeymoon.
訳:台風でハネムーンのスケジュールが大幅に狂った。
👉 powder monkey
➤ powder monkey:爆弾処理の専門家
※powder[パウダー]:粉、ここでは爆薬のことね
昔は爆薬を運んでいた少年のことを、powder monkey と言っていたとか。
そこから生まれた英語のスラング。
👉 My uncle is a specialist for explosives, the so-called powder monkey.
訳:僕の叔父さんはパウダーモンキーっていう爆薬の専門家なんだ。
※explosive[エクスプロウシブ]:爆薬
👉 if you pay peanuts, you get monkeys
➤ if you pay peanuts, you get monkeys:給料をケチったら優秀な人は来ない
直訳すると、ピーナッツを払ったら、サルが来る。
古い英語のことわざで、できる人材が欲しければ、給料をケチったらダメだよ、という意味。
【猿・サル】の英語まとめ
サルの英語表現は数えきれないほどありましたね。
笑えるようなものから、なんでこれが猿?と思うような表現まで盛りだくさんでした。
英語を長く学習していると知らないイディオムなんかが出てきても、なんとなくニュアンスが分かってくるんです。
なので出てきた表現を丸暗記しようとするよりも、毎日いろんな表現に触れることのほうが英語学習を長く続けるコツなんですよ♪
あせらずに楽しみながら頑張りましょう!
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