【血】を英語で blood [ブラッド]というのは誰でも知ってますよね♪
ではこんなイディオムを知ってますか?意味を想像してみてください。
- blood money
- get blood out of a stone
- flesh and blood
英語のドラマや英会話でもいろんな【血】の表現が出てきます。
リスニング力や会話力はボキャブラリーが命。
今回は意外にみんな知らない【血】の英語表現をたくさん見ていきましょう!
この記事を読めばあなたの英語力が確実に少しだけアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤ 『血』を使った31種類のイディオム表現
- in cold blood
- make someone's blood boil
- make one's blood run cold
- sweat blood
- new/fresh blood
- blood on the carpet
- be/run in somebody’s blood
- be after one’s blood
- blood is thicker than water
- get blood out of a stone
- have someone's blood on one's hands
- flesh and blood
- blood money
- blue blood
- bad blood
- stir one's blood
- spit blood
※クリックするとジャンプします
では例文や解説とともにドンドンいきましょう。
例文の音声をリスニングしながら読むと効率的に覚えることができます♪
Table of Contents
血、血液の英語:読み方・発音・発音記号
では早速[血]の意味の基本の英語表現や読み方・発音・発音記号を紹介します♪
よく使うものばかりなので必須レベルですよ。
👉 blood
➤ blood :【発音記号】blʌ́d【読み方・カタカナ】ブラドゥ
意味:[名詞]血、血縁、新しいことを体験させる
体の血液のことや、血でつながった関係のこと、初めて何かを経験させるという意味もあります。
日本語の読み方の『ブラッド』でも一応通じるかと♪
- blood pressure:血圧
- blood type/group:血液型
- lose blood:血を失う
- donate blood:献血する
- blood test:血液検査
- blood sample:血液サンプル
- blood transfusion:輸血
- blood cell:血液細胞
- blood clot:血栓
- blood flow:血流
- bloody urine:血尿
- bloody stool:血便
- blood glucose level:血糖値
英語のドラマなどでよく出てくるフレーズは、
- loss of blood:失血
- pool of blood:血の海
- trickle of blood:血のしたたり
- be covered in blood:血に染まる
- shed blood:血を流す
血が苦手な人には気が遠くなりそうな感じですね♪
英英辞典 Cambridge Dictionary で意味の確認に挑戦してみてください!
とても勉強になりますよ♪
👉 gore
➤ gore :【発音記号】gɔr 【読み方・カナ】ゴァ【動詞変化】gores | goring | gored
意味:傷口からでた血のり、[動物]角で突き刺す
傷口から出た血が固まったものに使います。
参考:英英辞典 Cambridge Dictionary
血、血液 blood の英語のイディオム
ではここからは血、血液を使う英語のイディオムを31こ紹介します。
blood の持つイメージを考えながら読むと効果的!
イラストにもイディオムを載せていますよ。
👉 in cold blood
➤ in cold blood:冷徹な、冷酷な
残酷なことなどを計画的にかつ冷静に行うこと。
血まで冷たいようなイメージの恐ろしい人に使います。
刑事ドラマなどでよく出てくる英語表現。
例文でイメージを見てみましょう。[発音をリスニングできます]
👉 Jiro murdered her in cold blood.
訳:ジローは彼女を冷酷に殺害した。
👉 make someone's blood boil
➤ make someone's blood boil:誰かを完全に怒らせる
直訳では、人の血を沸騰させる。
誰かをはらわたが煮えくり返るくらいカンカンに怒らせるときに使います。
怒ると血圧も上がるので、ほんとに沸騰してしまうそうです♪
同じようなイディオムで、
➤ one's blood is up:激怒する
もあります。
👉 The news I heard this morning made my blood boil.
訳:今朝聞いたニュースにはほんとに腹が立った。
👉 make one's blood run cold
➤ make one's blood run cold:ゾッとする、背筋が凍る
直訳では、血液を冷たくさせる。
何かの音や光景、考えなどにゾッとする、ものすごく怖くなる、というニュアンスの英語表現。
➤ make one's blood curdle
も同じ意味。
※curdle[カードル]:凝固する、腐る
英文で使い方を見てみると、
👉 The strange noise made his blood run cold.
訳:奇妙な音に彼はゾッとした。
👉 sweat blood
➤ sweat blood:懸命な努力をする
直訳では、血の汗。
血の汗を流すくらい懸命に働く、力を尽くす、という意味の英語のイディオム。
あんまり頑張りすぎると、血の汗より血尿が出そうですが ^^
同じようなイディオムで、
➤ blood, sweat, and tears:ものすごい努力
もあります。
👉 Takashi sweated blood to set up his hospital.
訳:タカシは病院を立ち上げるために懸命な努力をした。
👉 new/fresh blood
➤ new/fresh blood:元気で新しい考えを持つ若者
会社や組織などに、新しいことやエネルギーをもたらしてくれるような若者のこと。
➤ young blood
も同じようなニュアンスのイディオムです。
👉 blood on the carpet
➤ blood on the carpet:グループ内の激しい争い
直訳では、カーペットの血痕。
グループや組織内で血を流すくらいの争いがある、という意味の英語表現。
👉 The merger caused a lot of blood on the carpet.
訳:合併によって、激しい争いがおこった。
※merger[マージャァ]:合併、融合
👉 be/run in somebody’s blood
➤ be/run in somebody’s blood:[才能などが]遺伝だ、親譲り
直訳では、血の中に流れている。
性格や才能などが親や祖先から受け継いだもの、家族みんな持ってるもの、という意味の英語表現。
こういわれると複雑な気持ちになる人も多いかと♪
例文を見てみると、
👉 His language ability is in his blood.
訳:彼の言語能力は遺伝だよ。
👉 be after one’s blood
➤ be after one’s blood:誰かにとても怒っている
直訳では、誰かの血を追いかける。
追いかけて傷つけてしまいそうなくらい怒っている、腹が立っている、という意味。
血を見るような結末が待っていそうな表現です +_+
👉 blood is thicker than water
➤ blood is thicker than water:家族関係は何より強い
直訳では、血は水より濃い。
※thick[シク]:粘度が高い、ドロッとしている
血縁関係は他の人間関係よりもとても強いもの、という意味の英語のイディオム。
強いけどやっぱりドロドロしてるんですよね。
👉 get blood out of a stone
➤ get blood out of a stone:不可能なことをする
直訳では、石から血を取り出す。
とても難しいことをする、絶対にできないことをする、という意味の英語のイディオム。
➤ get blood from a stone
➤ squeeze blood from a stone
ともいいます。
※squeeze[スクウィーズ]:絞る、搾り出す
👉 Keeping a baby stay still is like getting blood out of a stone.
訳:赤ちゃんをじっとさせておくのは不可能だよ。
👉 have someone's blood on one's hands
➤ have someone's blood on one's hands:人の死に責任がある
直訳では、手に人の血がついている。
殺人犯のイメージですが、直接的や間接的に人の死に責任がある、という意味の英語表現。
サスペンスドラマなどでよく出てくるイディオム。
👉 He has the victim's blood on his hands.
訳:犠牲者の死の責任は彼にある。
👉 flesh and blood
➤ flesh and blood:生身の人間、家族の一員
※flesh[フレシュ]:肉
直訳では、肉と血。
生きている生身の人間という意味と、家族の一員である、という2つの使い方があります。
よく出てくる定番の表現です。
応用のイディオムで、
➤ more than flesh and blood can stand:生身の人間には耐えられない
もあります。
👉 Akiko is your flesh and blood, so keep her safe.
訳:アキコはあなたの家族なんだから、彼女を守ってあげて。
👉 blood money
➤ blood money:殺人の報酬
殺人の報酬としてのお金のことや、殺された人の家族に支払われる賠償金のこと。
👉 blue blood
★このイディオムは「青」の英語表現の記事で詳しく紹介しています↓↓↓★
👉 bad blood
➤ bad blood:恨み、わだかまり
過去の出来事が原因で、恨みやわだかまりがあること。
➤ there is bad blood between:~の間でわだかまりがある
がよく出てきます。
👉 There was bad blood between two criminal groups.
訳:2つの犯罪グループの間には憎悪があった。
👉 stir one's blood
➤ stir one's blood:興奮させる、熱狂させる
※stir[スター]:かき混ぜる、かき回す
直訳では、血をかき混ぜる。
何かが血を湧き立たせる、興奮させる、熱狂させる、というシチュエーションで使う英語表現。
👉 His performance always stirs my blood.
訳:彼のパフォーマンスはいつも私の血を騒がせる。
👉 spit blood
➤ spit blood:怒りを表す
※spit[スピトゥ]:ツバを吐く、吐き出す
血を吐き散らすように怒ってしゃべる、怒りをストレートに表す、という意味の英語表現。
英語圏の人って、ユニークなイディオムをほんとにたくさん発明しますよね♪
👉 I believe Akira is going to spit blood if he finds out.
訳:アキラが知ったら絶対怒るよ。
血、血液の英語まとめ
今回の記事では、血、血液の英語表現をまとめました。
かなり量が多いので、よく出てくるものを中心に詳しく紹介しました♪
いくつ知っていましたか?
さすがに『血』だけにインパクトが強いイディオムが多いですね。
英会話でもよく使うものが結構あるのでコツコツ覚えていきましょう!