[カラス]の英語は何か知っていますか?
【crow】です、サクッと言えた人も、言えなかった人もいたんじゃないですか ^^
毎日のようによく見かけますね。
日本では縁起が悪かったり、ごみを荒らす鳥というイメージが強いですが、英語ではどんな感じでしょうか。
楽しんで読んでもらえたら嬉しいです♪
では今回は【カラス】に関連する英語表現をたくさん見ていきましょう♪
☑こんな記事
まずはカラスの意味の英単語【crow】と【raven】を詳しく説明してから、カラスの出てくるイディオムやスラングを紹介します。
カラスを使う英語表現はかなりたくさんあるんです、こういった表現はドラマや小説を楽しむには必須ですからね!
では例文や解説とともにドンドン紹介していきますよ♪
Table of Contents
【カラス】の英語 crow と raven の違い
★カラスの英単語は2種類あるんです。
カラスの意味の crow と raven の違いはとても簡単👇
crow | 町にいる普通のカラス |
raven | 自然の中にいる大きなカラス |
では詳しく見てみましょう!
👉 crow
➤ crow :【発音】króu[クロー]【動詞変化】crows | crowing | crowed【複数形】crows
意味:カラス、ニワトリが鳴く、おんどりや赤ちゃんのなき声
普通にそのあたりで見かけるカラスのこと👇
カラスの鳴き声は英語で、caw caw[カーカー]日本語と同じ鳴き声です。
おんどりの鳴き声のことも crow といますよ。
例文で使い方を見てみると、
👉 My 3-year-old son is scared of the crow.
訳:3歳の息子はカラスが怖いんだ。
※is scared[スケャード] of:怖い
👉 Crow sometimes outsmarts the people.
訳:カラスは時々人の裏をかく。
※outsmart[アウトスカート]:出し抜く、負かす
👉 raven
➤ raven :【発音】réivn[レイヴン]【複数形】ravens
意味:[大きな]カラス、ワタリガラス、ガツガツ食べる
渡り鳥などのカラスで、自然の中に住んでいて大きなものを raven といいます👇
普通のカラスよりも翼がたくましいですね。
よくカラスは不吉の象徴といいますが、crow じゃなくてraven のほうですよ。
👉 Raven is associated with misfortune or bad luck.
訳:大型のカラスは不幸や不運を連想させる。
※be associated[アソシエイテッド] with:連想させる、関係がある ※misfortune[ミスフォーチュン]:不幸、災難
【カラス】の英語のイディオム
次に【カラス】の出てくる英語のイディオムを13個紹介します♪
カラスの持つイメージを考えながら読むと、英語力アップに効果的。
👉 eat crow
➤ eat crow:悔しい思いをする、屈辱をなめる
直訳では、カラスを食べる。
カラスを食べるということは、負けや自分の間違いを認める、というイメージ。
昔、戦争で負けた兵士が、カラスを無理矢理食べさせられたことからできた英語表現。
日本語の、[苦汁を飲まされる]と同じようなニュアンスですよ。
では例文で使い方を見てみると、
👉 Takashi must eat crow after the game.
訳:タカシは試合後に苦渋を飲まされるはずだ。
👉 as the crow flies
➤ as the crow flies:直線で、まっすぐ
直訳では、カラスが飛ぶように。
カラスは一直線に目標に向かって飛んでいくことからできた英語表現。
まっすぐ、直線に進むことを、比喩的に言う時に使いますよ。
英文で使い方を見てみると、
👉 If you go this way as the crow flies, you could find the motel.
訳:まっすぐこの道を行けば、モーテルが見つかりますよ。
※you could find:[仮定法]見つかるだろう ※motel[モーテル]:車で旅行する人のためのホテル
👉 crow over
➤ crow over:[相手の敗北に]大喜びする
スポーツなどで相手に勝った時に大喜びすることを表現できる英語のイディオム。
英文で使い方を見たほうが早いかと♪
👉 The supporter crowded over the victory of the Tigers.
訳:サポーターがタイガースの勝利に歓喜した。
👉 hoarse as a crow
➤ hoarse as a crow:しわがれ声、ハスキーな声
※hoarse[ホース]:かれた、かすれた
カラスがカーカー鳴くような、しわがれたハスキーな声のことを表現できる英語イディオム。
風邪をひいたりして、声が出ないようなときなどに英会話でも使えますよ。
👉 You sound as hoarse as a crow. What's wrong?
訳:声がしわがれてるよ、どうしたの?
※What's wrong?:どうしたの
👉 have a crow to pluck
➤ have a crow to pluck:言いたいことがある、文句がある
※pluck[プラック]:引き抜く、つまむ
直訳すると、つかみ取るカラス。
人に文句などを言いたいときに使える英語表現。
- have a crow to pull
- have a crow to pick
とも言います。
👉 I have a crow to pluck with Masao.
訳:マサオに言いたいことがある。
こんなことを言われるとドキッとしますね。
👉 crow about
➤ crow about:自慢げに話す
カラスが大きな声でカーカー鳴くように、自分のことを自慢することを意味する英語のイディオム。
カラスの声ってものすごく響くんで、うちの子も真似してカーカー鳴いてます ^^
英語の例文で見てみると、
👉 Tomoko is always crowing about her daughter.
訳:トモコはいつも娘の自慢ばかりしてるな。
👉 crow bait
➤ crow bait:すぐに死にそうな馬
※bait[ベイト]:エサ、おとり
直訳するとカラスのエサ。
すぐにでも死んでしまって、カラスのエサになりそうなくらい やせて弱った馬 のことを表す英語イディオム。
👉 crow's feet
➤ crow's feet:目じりの小じわ
直訳すると、カラスの足。
目じりの小じわは、鳥の足跡のように見えることからできた英語表現👇
面白い表現ですね♪
👉 I found some crow's feet! Do I look old?
訳:目に下に小じわがある!老けて見えるかな?
👉 night raven
➤ night raven:夜に鳴く鳥
カラスのことではなくて、夜行性の鳥のことを意味するイディオム。
詩など、文学的な表現でも使われる英語フレーズです。
👉 Stone the crows!
➤ Stone the crows!:マジで!
古いイギリスの英語表現で、驚きを表すイディオム。
直訳すると、カラスに石をぶつける。
頭が良くてすばしっこいカラスに、石を投げて当たったらびっくりしますよね。
ちなみに一石二鳥は
- kill two birds with one stone
👉 crow eater
➤ crow eater:南オーストラリアの人
※eater[イーター]:食べる人
昔、南オーストラリアに移住した人たちは、食糧不足でカラスを食べていたといわれていることからできた、オーストラリア英語のスラング。
【カラス】の種類の英語名
では最後にいろんなカラスの種類の英語名を紹介します♪
興味のない人は、読み飛ばしてくださいね。
英語名 | 日本語名 |
American crow | アメリカガラス |
Australian crow | ミナミガラス |
Banggai crow | バンガイガラス |
black crow | ツルハシガラス |
brown-headed[ブラウンヘデッド] crow | チャガシラガラス |
collared[カラード] crow | クビワガラス |
Cuban crow | キューバガラス |
fish crow | ウオガラス |
flores crow | フロレスガラス |
grey crow | ハゲガオガラス |
hooded[フーデッド] crow | ハイイロガラス |
house crow | イエガラス |
Jamaican crow | ジャマイカガラス |
jungle crow | ハシブトガラス |
palm[パルム] crow | ヤシガラス |
paradise crow | カラスフウチョウ |
piping[パイピング] crow | カササギフエガラス |
white-billed[ホワイトビルド] crow | ソロモンガラス |
white-necked[ホワイトネックド] crow | ヒスパニオラガラス |
thick-billed[シックビルド] raven | オオハシガラス |
white-necked[ホワイトネックド] raven | シロエリガラス |
African white-necked raven | シロエリオオハシガラス |
カラスっていろんな種類がありますね。
【カラス】の英語表現まとめ
今回は【カラス】の英語表現を取り上げました。
カラスの意味の英単語は crow と raven でしたね。
思ったほど不吉なニュアンスの表現は少なかったかと♪
➤ イディオムをたくさん覚えても英会話で使えなくない?
と思うかもしれませんが、ドラマや映画、小説では毎回出てますからね。
またイディオムなどの英語表現をたくさん学習すると、英語でイメージをすることが上手くなるんです。
イメージ力がつくと、英語力がグイグイ上がりますよ♪
➤ カラスの英語の次は、【アヒル】の英語も一緒に覚えよう↓↓↓
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