【obligation / obligate】の意味や使い方を知っていますか?
それぞれの意味は、
- 義務、責任
- 義務を負わす
実際に僕がネイティブや非ネイティブと会話して、重要だと感じた表現や関連フレーズを紹介しています。
今回は意外にみんな知らない【obligation / obligate】の英語表現をたくさん見ていきましょう!
リスニングで必要なものがかなりあります。
この記事を読めばあなたの英語力が着実にアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤【obligation / obligate】の意味・使い方・例文
- 意味・発音・語源・覚え方
- obligation / responsibility / duty の違い
- obligation の意味・使い方:義務、責任
- obligate の意味・使い方:義務を負わせる
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では例文や解説とともにドンドンいきましょう。
例文の音声をリスニングしながら読むと効率的に覚えることができます♪
Table of Contents
obligation / obligate の意味・発音・語源・覚え方
では早速、意味・発音・複数形・語源・覚え方を紹介します♪
➤ obligation :【発音記号】[US] ɑ̀bligéiʃən | [UK] ɔ̀bligéiʃən【カナ・読み方】アブリゲイション【複数形】obligations
意味:義務、責任
★参考:英英辞典 Cambridge Dictionary
➤ obligate :【発音記号】ɑ́bligèit 【カナ・読み方】アブリゲイトゥ 【動詞変化】 obligating[現在分詞] obligated[過去形、過去分詞] obligates[三人称単数]
意味:義務を負わせる
★参考:英英辞典 Cambridge Dictionary
語源を見てみると、
※ ラテン語の [結びつける、縛り付ける]という意味が語源になっています。
覚え方のイメージとしては、
何かに縛られてしないといけないこと、束縛して何かを強制的にさせる、というイメージです。
👉 obligation / responsibility / duty の違い
3つとも義務や責任という意味があって、どれも使ってもほとんど同じ意味になります。
イメージの違いをあえて言うとすると、
obligation ⇒ 絶対にしないといけないもの[フォーマルな場面で使う]
例:法律を守るなど
responsibility ⇒ すべきもの、与えられた役割や仕事[英会話では一番よく使う]
例:子供の面倒を見るなど
duty ⇒ responsibility よりも強い意味
通常の英会話なら responsibility を使うのが一番自然♪
obligation は法律用語などで使う、かなりフォーマルなニュアンスです。
★『duty』の意味と使い方は↓↓↓★
obligation / obligate の意味・使い方・例文
では意味や使い方を詳しく見ていきましょう!
👉 obligation の意味・使い方:義務、責任
法律やルールなどで決められていて、しないといけないこと、という意味で使います。
基本の表現としては、
- obligation to do:~する義務
- obligation to/toward A:Aに対する義務、責任
- a sense of obligation:義務感
- obligation of A:Aの義務
例文でイメージを見てみると、
👉 I have an obligation.
訳:私には義務がある。
👉 People have an obligation to their neighbors.
訳:人には隣人に対する責任がある。
👉 Takashi has an obligation to help his daughter.
訳:タカシには娘を助ける義務がある。
責任や義務があるかないかを表現するときは、
- under an/no obligation:義務がある/ない
がよく出てきます。
👉 Akiko is under an obligation to her father.
訳:アキコは父親に対して義理がある。
👉 I am under no obligation to pay you money.
訳:私はあなたにお金を払う義務はない。
品物やサービスなどを購入しなくても、見たり試してみたりできる場合に
- without obligation:[購入する]義務がない
がよく出てきます。
👉 You are free to try everything without obligation.
訳:購入する前にすべてを自由に試すことができる。
義務の種類などに関しては、
- moral/social/legal obligation:道徳的/社会的/法的な義務
- meet/fulfill an obligation:義務を果たす
がよく出てきます。
👉 You have a legal obligation to pay taxes.
訳:あなたには税金を支払う法的義務がある。
👉 The company met its contractual obligations.
訳:その会社は契約上の義務を果たした。
※contractual[カントゥラクチュアル]:契約上の、契約書で同意した
👉 obligate の意味・使い方:義務を負わせる
法律や道徳などによって、人に何かをさせること。
受動態 obligated to の形で使うことが多いです。
基本の使い方としては、
- be obligated to do:~する義務がある
- obligate A to do:Aに~する義務を負わせる
例文でイメージを見てみましょう。
👉 Akira was obligated to go to court.
訳:アキラは裁判所に行く義務があった。
※court[コァトゥ]:裁判所、法廷
👉 The law obligates companies to employ local workers.
訳:この法律では、企業は現地の労働者を雇用することを義務付けている。
※employ[エムプロイ]:雇う、雇用する
よく出てくる表現として、
- be/feel obligated to do:~しなければいけないと感じる
- be/feel obligated to A:Aへの義務を感じる
👉 I felt obligated to protect my friend.
訳:友人を守らなければならないという義務感があった。
ビジネス英語での使い方として、
- obligate funds/money:資金を充てる
政府などが何かの目的のために、資金やお金をつぎ込むこと。
👉 The government obligated 100 million yen for the project.
訳:政府はこのプロジェクトに1億円を拠出した。
obligation / obligate の意味・使い方・例文まとめ
今回は obligation / obligate の意味や使い方を紹介しました♪
実生活の英会話というよりも、ビジネス英語などでよく使うフォーマルなニュアンスの英単語でした。
ニュースやドラマなどのリスニングではよく出てくる表現が数多くあるので、やっぱり覚えないといけないんです (^^;
フォーマルな表現も苦手がらずにコツコツ覚えていきましょう♪
★同じ『責任、義務』の意味の『duty』も一緒に覚えると効果的↓↓↓★
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