【赤】を英語で【red】というのはさすがに誰でも知ってますよね♪
では赤を使うイディオムを知っていますか?
- 盛大なもてなし
- 大事な日
- 夜行のフライト
といったことまで【red】で表現できちゃうんです♪
友人のカナダ人と会話しているといろんな【赤】の表現が出てきます。
会話力はボキャブラリーがないとついてこない!
今回は【赤】の英語表現をたくさん紹介します!
この記事を読めばあなたの英語力が確実に少しアップしますよ ^^
☑こんな記事[もくじ]
➤【赤】の29種類のイディオム、スラング
- catch red-handed:現行犯で捕まえる
- red-blooded:精力が旺盛な
- the red-carpet treatment:盛大なもてなし
- be in the red:赤字
- bleed red ink:赤字を出す
- out of the red:赤字から抜け出す
- red-letter day:大事な日
- red-eye:夜行のフライト
- paint the town red:大騒ぎする
- see red:ブチキレる
- be like a red rag to a bull:挑発すること
- red alert:緊急警報
- red flag:危険信号
- red-hot:超人気の
- go beet red:恥ずかしくて真っ赤になる
- red-light district:風俗街
※クリックするとジャンプします
では例文や解説とともにドンドンいきますよ。
例文の音声をリスニングしながら読むと効率的に覚えることができます♪
Table of Contents
【赤】の基本の英単語と赤色の種類の英語
では早速[赤]の意味の英単語を紹介します♪
なじみのあるものが多いので覚えやすいかと。
👉 red
➤ red :【発音】red[レドゥ]【形容詞変化】redder | reddest
意味:赤、赤色、赤毛の、共産主義の
red は血の色のことを意味する英単語。
- red blood cell:赤血球
- red pepper:唐辛子
- red hair:赤毛
- red imported fire ant:ヒアリ
- red planet:火星
いろいろな赤色の種類の英語
➤ scarlet :黄色っぽい赤、スカーレット
実際の色はこちらからどうぞ♪
➤ crimson :濃くて明るめの赤、クリムゾン
実際の色はこちらからどうぞ♪
➤ ruby-red :ルビー色
実際の色はこちらからどうぞ♪
➤ rose-red :濃いバラ色、深紅色
実際の色はこちらからどうぞ♪
➤ cherry red :サクランボ色
少しピンクがかっている赤色。
実際の色はこちらからどうぞ♪
➤ blood red :血の赤
血の色のような濃い赤色。
実際の色はこちらからどうぞ♪
➤ brick red :赤レンガ色
少し茶色っぽい赤色。
実際の色はこちらからどうぞ♪
などがありますよ。
【赤】を使った英語のイディオムやスラング
ではここからは【赤】を使った英語のイディオムやスラングをたくさん紹介します♪
日本語だと ”赤” って、情熱的、豪華、といったイメージですが、英語ではどうでしょう?
イラストにもイディオムが載っていますよ。
👉 catch red-handed
➤ catch red-handed:現行犯で捕まえる
直訳だと、赤い手を捕まえる。
手が血で真っ赤の犯人を、その場で取り押さえるイメージの英語表現。
➤ catch someone red-handed
の形でよく使います。
👉 Takeshi caught his son red-handed when he tried to eat another ice cream.
訳:息子がアイスをもう一個食べようとしたところを、タケシがその場で捕まえた。
👉 red-blooded
➤ red-blooded:精力が旺盛な
直訳では、赤い血の、ですが性的に元気な、男らしい、といった意味の英語のイディオム。
何かすぐに想像がつきますよね ^^
👉 Jiro was a red-blooded bossy man.
訳:ジローは精力旺盛な偉そうなやつだったな。
※bossy[ボスィ]:偉そうな
👉 the red-carpet treatment
➤ the red-carpet treatment:盛大なもてなし
➤ the red carpet:重要人物を迎えるときの赤じゅうたん
海外の授賞式などで、赤いじゅうたんをしいて受賞者を迎えますよね。
そういった最大限のもてなし、盛大なセレモニー、というニュアンスの英語表現。
英語のニュースではよく出てきますよ。
➤ roll out the red carpet:大歓迎する
もあります♪
👉 Those families gave him the red-carpet treatment when he went to their village.
訳:そこの家族は、彼が彼らの村に行くと盛大にもてなしてくれた。
👉 be in the red
➤ be in the red:赤字
ビジネスで使う英語表現で、赤字の状態だ、借金がある、といった意味。
昔は借金のことは赤いインクで記入していたことからできたイディオム表現。
➤ be in the black もありますよ♪
★このイディオムは「黒」の英語表現の記事で詳しく紹介しています↓↓↓★
👉 bleed red ink
➤ bleed red ink:赤字を出す
直訳では、赤いインクの血を流す。
借金のことを赤いインクで記入していたということは、赤いインクばかり垂れ流していると当然大赤字ですね♪
👉 out of the red
➤ out of the red:赤字から抜け出す
赤字関連のイディオムが続きますが、こちらは赤字から抜け出して利益が出ていることを意味する英語表現。
ようやく帳簿が黒くなってきますね ^^
👉 red-letter day
➤ red-letter day:祝日、大事な日
直訳では、赤の文字の日。
カレンダーに赤で書いてある日って何かの記念日や祝日、重要なイベントの日だったりしますよね。
忘れてはいけない日、重要なことがある日、という意味で使います。
👉 The day we met our dog for the first time was a red-letter day for my family.
訳:我が家の愛犬と初めて会った日は、家族にとってとても重要な日だった。
👉 red-eye
➤ red-eye:夜行のフライト
夜行の飛行機に乗ると寝不足で目が赤くなりますよね。
早朝に目的地に到着するような便のことを意味する英熟語。
ユニークなイディオムです ^^
👉 I took the red-eye to Tokyo and got there at 6:00 the next day.
訳:深夜の東京行きの飛行機に乗って、翌日の6時に着いた。
👉 paint the town red
➤ paint the town red:飲みに行く、大騒ぎする
直訳では、街を赤く塗る。
街に飲みに行って、大騒ぎする、楽しく過ごす、という意味の英語のスラング。
街を赤く染めるくらいなので熱狂しているイメージが伝わってきますよね♪
★緑や青の表現はこちら↓↓↓★
👉 see red
➤ see red:ブチキレる、激怒する
顔を真っ赤にしてカンカンに怒る、目の前が真っ赤になるくらい逆上する、という意味の英語表現。
頭に血が上って、真っ赤になってるイメージ。
👉 A completely rude person makes Aiko see red.
訳:とても無礼な人がアイコを激怒させる。
※rude[ルードゥ]:無礼な、失礼な
👉 be like a red rag to a bull
➤ be like a red rag to a bull:挑発すること、カンカンに怒らせること
※rag:ぼろきれ ※bull[ブル]:雄牛
闘牛からできたイディオム表現で、ものすごく怒らせるようなこと、挑発すること。
闘牛で赤い布を見せられた牛は、怒って向かってくるんです。
悲惨な結果が目に見えるようなイディオムです +_+
👉 What Akira said sounded like a red rag to a bull.
訳:アキラの言ったことって完全に挑発だよね。
👉 red alert
➤ red alert:警戒態勢、緊急警報
攻撃や危機が迫ったときに発令する警報のことを意味する英語表現。
SF映画や戦争映画などではよく出てくるイディオム♪
➤ be on red alert:警戒態勢をとっている
➤ yellow alert:黄色の警報
などもよく出てきます。
👉 The guards were on red alert when the siren went off.
訳:サイレンが鳴ると、警備員たちは警戒態勢をとった。
👉 red flag
➤ red flag:危険信号
赤旗のことですが、危険やトラブルを知らせるサインの意味で使う英語表現。
➤ raise a red flag:警告をする、危険を知らせる
赤い旗を振って危ないよ、と危険を知らせているイメージ。
赤い旗が立っているところにはあまり近づかないほうがいいんですね ^^
👉 I think the fact that some companies went bankrupt is a red flag.
訳:いくつかの会社が倒産したのは危険信号だと思うよ。
※bankrupt[バンクラプトゥ]:倒産した、破産した
👉 red-hot
➤ red-hot:真っ赤に焼けた、超人気の、超最新の
※hot:魅力的、素晴らしい
文字通り、熱くて真っ赤っか、という意味以外にも、すごく人気、注目を集めている、というニュアンスの英語表現。
日本語でも「この製品は今熱い」などと言いますよね。
hot だけでもかっこいい、すごい、という意味なので、それに red がついているということは究極にすごい、という意味になります♪
👉 It is the red-hot news from NY.
訳:ニューヨークからの最新ニュース。
※herring[ヘリング]:魚のニシン
👉 go beet red
➤ go beet red:恥ずかしくて真っ赤になる
※beet:[植物]ビーツ
恥ずかしくてビーツの根っこのように真っ赤になる、という意味の英熟語。
➤ go as red as a beet
➤ go beetroot
ともいいますよ。
👉 Akio went beet red when he stepped onto the stage.
訳:アキオはステージに立った瞬間真っ赤になった。
👉 red-light district
➤ red-light district:風俗街
赤線地区などと呼ばれるような、売春婦などがたくさんいるエリアのこと。
【赤】の英語まとめ
今回は【赤】を使った英語表現を紹介しました♪
red のイメージって日本語の ”赤” のイメージと少しだけ違うのかな、と個人的に思ったんですけど皆さんはどうでした?
同じ言葉でもイメージがちょっとづつ違ってくるのが面白いな、といつも思います。
小さなことでも楽しんで英語を学習することが長続きするコツですよ。
★そのほかの色の表現はこちら↓↓↓★